フェアレディZのチューニング完了・スーパーチャージャー・HKS・GT8555に関するカスタム事例
2021年09月05日 00時12分
ついにHKS GTスーパーチャージャー GT8555仕様が完成いたしました。
ショップの担当メカニックさんと記念に1枚📷
人生で一番大きな買い物だったので(笑)
今回の作業は旧スーチャー取り外し→新スーチャー取り付け(GT8555)・オイルクーラー交換・移設・ロッカーカバー交換・Fcon書き換え・現車セッティングです。
もちろんプラグとオイルもいいヤツ!
ロッカーカバーはスーチャーとは関係なく、プラグホールパッキンが古くなりオイル侵入してたため消耗品交換です。
Z33でスーチャーからスーチャーに組み直した例は恐らく日本初!?
工賃もノーマルから仕上げるより倍掛かってます(笑)
パワーは耐久性と燃料の関係でブーストを抑えて、現在は330PS!
今後は各部強化してどんどん上げていきますよ。
見た目は大きなインタークーラーやオイルクーラーがグリルから見えて、いかにもイジってます感が漂ってきます。たまらん!
ここから先は経緯になるので興味ある方だけ読んでください↓
はじまりは5月頃、冬シーズンから明けてタイヤも新調し(中古やけど)走るぞ!っていうときに、中古車として買ったときから付いていたスーパーチャージャーからオイル漏れを確認。
最初は、部品交換で終わりだと思って軽く見ていました。
まだ北海道に来てから大きなトラブルもなく、特に出している工場も決めていなかったのですが、社外スーパーチャージャーという特殊なチューニングパーツゆえ、周りで評判のよかったチューニングショップに初めて足を運び、修理の相談という形で進めていきました。
数日後、電話で衝撃の内容
もうこの型は部品作ってないので、降ろすかスーパーチャージャー載せ替えしかありません。
部品交換どころか、本体も作ってませんでした!
詳しく調べていただいたところ
HKSが本格的にスーチャーを作る前の試作にあたり、デンマークのロトレックスという会社からコンプレッサーを供給されてキット化し作ったものらしく、コンプレッサーとオイル周りはロトレックス、その他インタークーラー等吸気周りはHKS製という不思議な構造で、当時HKS直系のショップでのみ販売・取り付けされたものということが分かりました。
諦めきれずに、オーバーホールで済まないかとロトレックスの輸入代理店や、RV系でロトレックスのスーパーチャージャーを組んでそうなショップなどにも問い合わせてみましたが有効な回答は得られず。
究極の2択を迫られました。
中古とはいえ、スーチャー付きで前期にしてはそれなりに高く買ったZ
そしてそのスーチャーに楽しませてもらったのも事実。特別なZに乗っているという自信にもなったのもあります。
もちろん降ろすのも工賃は掛かるし、せっかく入っているコンピュータやインジェクターまで全てノーマルに戻ってしまう...
それならお金を掛けてより新しいものやより容量の大きいスーパーチャージャーにしてしまおう。
この決断ができるまで2週間は掛かりました(汗
なぜならお金がないからです。
Zを買うときとは違い、クルマを買うために貯金!とかしてなかったので。むしろステラを買って半年しか経ってないので。
Zの購入するときよりも悩みました
Z33用には2種類のスーパーチャージャーがあって、今までと同じレイアウトのGT7040と、今回の大容量のGT8555です。部品自体が15万円ほど8555の方が高いですが、エンジン強化すれば高ブーストが掛けられて発展性が高いので、どうせやるならここは迷わずGT8555にしてしまいました。
あと、7040は納期が結構かかるようでした。(在庫は変動するので今は分かりません)
ローンを組み、それもショップさんのローンでなく地方信用金庫の一番金利が安いやつ。
頭金もいろいろ解約したりして、少しは出しました。
ショップさんには判断も出来ずお金の用意も遅い、迷惑な客だったかもしれません。
でも親身になってくれました。
夏のイベントに向けて仕事が多く忙しい中、作業を進めていただきました。
そして今日、完成!
仕上がりはとても美しい!
チューニングカー好きとして前置きの大きなインタークーラーは惹かれますね!
前のスーチャーと比較してメカニカルノイズも大きくなり、いかにもスーチャー!って感じのベアリング音。HKSのはこれでも静かな方らしいんですが(笑)
新たな相棒の感想、今後も綴っていきます。
スーチャー気になってる方は予算の方、こっそり教えますヨ
こりゃ目立つ!満足!
ローン返済頑張りまーーーす!
明日は日高方面へ行くので見かけたら声掛けてください!