チェロキーのストラット破損対策・チェロキーに乗れない😪・設計不良・アメ車の設計は変・センターロック式ストラットに関するカスタム事例
2021年06月27日 13時12分
チェロキーのPTUが壊れて部品の入荷待ちです。
PTUは国内在庫があったが、
エキパイガスケット類が欠品。アメリカから取り寄せで3週間だそうです。個人輸入の方が入荷が早いのでは😡
チェロキーに乗れないのでフロントストラットマウントの破損対策をしています。
左側がSTDの樹脂クリップ止め仕様
右側のセンターロック式ストラットに変更します。
(今日の作業はここまでで大径のワッシャーの入荷待ちです。)
この対策仕様を考えて使えそうな部品を発注。
その後いろいろ調べたら日本車では考えた仕様が当たり前のように採用されていました。
センターロック式ストラットと言うようです。
この略図はスズキ車の説明に有ったものです。
スズキはコストダウンの為にストラット上部のベアリングを省いているので車体とはクリアランスを設けてそこで動くようにしています。
他のメーカーはベアリング入の為ここをラバーマウントしています。
チェロキーのSTDは、樹脂クリップに全伸び側の力が掛かると樹脂が負けて外れてしまいます。
外れた状態で取り敢えず走れますが、凹凸路を走るとガタガタ異音が出ます。
あとジャッキアップするとタイヤが有らぬ方向に向いてしまいます。
樹脂クリップの外れ対策で金属製に変更すると次はその下のマウントが壊れます。
写真は取り敢えずダンバートップが見えていますが、ズレ方によっては見えないくらいにズレてしまいます。
当然ハンドルセンターはズレまともに外れません。
ストラットを外すとこんな状態。
ダンバートップは車体に止めらていないので、こうなるとストラットマウントが車体とフリーになってしまいます。
樹脂を金属でカシメてある所で荷重を受ける設計。
どう考えてもおかしいでしょう😡
家のフィットを見てみたらしっかりセンターロック式ストラットでした。
スズキ車とは違いラバーで締め代を設けて締め上げています。
この設計が普通ですよね。
アメリカ人(イタリア人?)の考えることは良く分からない😵