フィットの触媒加工・耐熱・断熱塗料・H.I.P・DIYに関するカスタム事例
2023年04月13日 04時42分
はじめまして。トシと申します。車歴は、以下の通りです。 三菱 ランサー1800GSR -> ランエボV -> 日産 キューブ -> ホンダ フィットハイブリッドRS(GP4) 【CVT -> 6MT/セミAT】 趣味は、DIYを含むカスタムやモータースポーツ、ドライブです。気軽なコメント&フォロー、大歓迎です。と言いつつ、自身も無言フォローで失礼させて頂くと思いますが、宜しくお願いします。
CTの皆さん、こんにちは。
今回は、触媒加工ネタの続報をお届けしたいと思います。前回は、追加センサーのために穴あけ加工し、取り付け用のボスを溶接したところ迄でした。
第一触媒は、エンジン排気口に直接接するレイアウトから非常に高温となり、エンジンルーム内に熱気を溜め込んで仕舞います。そうすると、周辺に熱害をもたらす可能性があるのはモチロンのこと、何より結果的にエンジンルームの熱せられたエアーを吸うことにより、吸気温度を高めてパワーダウンにつながります。
そう言った悪影響を少しでも抑えるため、高断熱塗料の「H.I.P:High Insulation Paint」を施工して行きます。こちらがH.I.P塗料そのもので、本来はスプレータイプとはけで塗るタイプの2種類あるうち、施工が楽なスプレー缶の方が在庫切れのため原液をハケで施工して行きます。
こちらをH.I.Pの下塗りとして利用することで耐熱性が1000℃までアップするスプレーです。FITの排気温度からすると、H.I.Pだけでも充分な断熱性を発揮出来そうでしたが、耐久性も考慮して追加施工することにしました。
断熱加工前のスタート時の状態がキーこちらの通りです。
塗装の下処理として、汚れやさびを大まかに落とすために粗削りした状態がこちらです。各種開口部から削りカスが内部に入って触媒が目詰まりを起こす可能性があるため、事前にしっかりとマスキングしておきます。
その後、表面がなめらかになりすぎない程度に(逆に、断熱塗料のノリが悪くなり剥離の可能性が上がってしまうため)研磨を続けて行きます。
研磨が終わったら、下塗り用のスプレーを何回かに分けて塗装します。塗料の色がシルバーなので、一気に新品になったかのような状態になります。
しかし、本塗装に向けてノリを良くするため、下塗りして乾燥させた後の塗装面を敢えて紙ヤスリで少しだけ荒らした状態にしておきます。
本塗装のH.I.Pの方は、忍耐強くはけで複数回に分けて重ね塗りを繰り返します。仕上りの見た目と断熱性能は一致せず、見た目は下塗り段階の方がキレイですが、断熱性能は大幅にアップしています。
次回以降で充分に塗料を乾燥させてからマスキングをはがして、車両に取り付けて行きます。