Cクラス ステーションワゴンのDIYに関するカスタム事例
2025年03月22日 22時23分
足回りDIY2日目です。
昨日、やっと外した左フロントサスペンション。
今日は、何が何でもマイレのダンパーを組み付けたいところです。
このスプリングの張力は国産車のものに比べて非常に強いです。しかもピッチが大きくてスプコンが斜めになりやすいです。
恐怖に負けず、やっと縮めてもなんだか芋虫のように曲がって縮んでいたりします。やっとまっすぐ縮められてもショックのお皿のところが大きくて、スプコンが干渉してしまいました。気合いと根性だけではなかなかうまく行きません
何度も何度も、インパクトでスプコンを外したり付けたりしているうちに、スプコンの軸がだいぶ削れてしまいました。
これ以上、続けるのは無理か……レッカーも考えましたが。
父の農道のポルシェ(軽トラック5速MT)に部品を積み、馴染みのモータースに助けを求めに行きました。そこで登場したのがこの大きなスプリングコンプレッサーです。田畑と森に囲まれた田舎のモータースのベテラン社長が、このスプリングはピッチが大きく張力が強すぎて扱い難いと言いながら、試行錯誤。ほかの整備士の皆様が遠巻きに怖い怖いと怯える中、私も手伝って、ハンマーやバールなどを駆使してやっと組み立てることができました。
ここまでで、1日半を費やしてしまいました。スプリング及び新品のショックアブソーバーは、傷だらけです。(赤いのは血のりではありません。)父の家に戻りお昼を食べてから、作業再開。撮影する余裕は全くありません。
そして日が沈むまでになんとか左のショックアブソーバーを取り付けることができました。フロントショックアブソーバー1本入れ替えにマル2日です。
明日は帰らなければなりません。酷使したスプコン使用は怖いですし、まだ穴の空いたアンダーカバーの修理も残っています。残念ですが時間切れです。片足だけ新しいショックで一旦引き上げます。
モータースにあった車です。
クラウンマスターラインや、サニーgx5クーペ、ミニが整備中(レストア中?)でした。父は5ナンバーを付けたクラウンマスターラインが珍しいと喜んでいました。
ベンツのストラット式サスペンションは、経験値の低い者が手を出すものではないことを、思い知らされました。また、としをとって体力の落ちた父にもちょっと無理をさせてしまいました。
父も私ももっと簡単にできるものと思っていたので、2人で失敗ばかりで破れかぶれになりそうなところを、なんとか走れるようにしたことは、私にとってかけがえのない経験となりました。
203には本当にごめんなさいという気持ちです。残りのフロント足回りリフレッシュはショップに頼もうと思いますが、リアは次の連休の父との作業にとっておこうか、悩んでおります。
「リアならもっと簡単にできるぞ!」と父。