ビアンテの小説書いてみた・糞文章・暖かい目で見守って下さい(笑)に関するカスタム事例
2023年04月16日 22時55分
「最期の日」
20XX年、日本は自動車運転禁止令を出した。反対派も多かったが、議員の丸山の大きな力で可決となった。
ふっと目覚め、起き上がる。7時だ。起き上がって顔を洗い、朝食を作りはじめる。今日が車を運転できる最後の日。朝食を食べながら、いつものようにCTを開く。様々なユーザーが、別れを告げている。僕もフォロワーさんに挨拶してから家を出て、ビアンテに乗る。今日が最後なんて嘘のように思える。
各地の駐車場はオフ会や最後のドライブをしようとした人たちででいっぱいだった。
僕ら車好きは、丸山に恨みを持つようになっていた。あの反対派の量なら、十分に否決だった。それを丸山が、あいつが、僕らの人生を変えた。
車を走らせる。そろそろ選挙だからか、演説が行われている。誰だ、あれは。
僕は目を見開いた。あいつだ。丸山だ。
なんであいつが、まだあんなやつに政治を行わせるのか、と怒りが昇ってきた。アクセルを全開にした。気がつくと、丸山が遠くで倒れている。轢いたのか、僕が。パトカーが追いかけてくる前は壁、後ろはパトカーが迫ってくる。
僕はビアンテに優しく話しかけた。
「良い人生だったよ。ありがとな。」