タカさんが投稿したL28・L型メカチューン・エンジンオーバーホール・加工前にやりましょうに関するカスタム事例
2020年09月14日 21時20分
L型プライベーター⁉️ SuginoWorks 旧車全般 キャブレター全般 ミッション、デフ回り等楽しく安くタダ働きしてます。 当方完全なショップではありません⁉️ あくまで「遊び」の延長です^_^
シリンダーの加工に出す準備をします。
サビ錆の水穴プラグを抜きます
タガネで下に叩いて落とします
ウォポンでこじって抜きます
スカ、Zなどはヒーターの出し口の関係でメクラになってるボルトを抜きます
見づらいですがサビで半分埋まってます。
酷い物は、全部埋まってる時があります。
ドライバーなどで突いてサビをバラします
反対側の水穴も外します。
オイルリリーフバルブも外します。
ドライバーで表側の板金を壊します
中身を取り出します
パイロットリムーバーをセットします
スラハンで根本から抜きます
中身は、こうなります。
ボールを柔らかいスプリングで抑えるとゆう訳です。
ストレーナーから、オイルポンプで吸い上げてフィルターの外側からオイルを送り真ん中からクランクにオイルを送ります。
フィルターが詰まると圧力でこのボールが押されてクランクにバイパスされます。
フィルターが詰まってしまったらしょうがないけど、オイルクーラーなどでオイルプレッシャーが高くなるとパコパコ開いてフィルターを通さずに汚れたオイルが流れてしまいます。
鉄粉ギラギラのオイルがクランクに流れると焼き付きなどおこします。
油圧を上げたり、オイルクーラー付けるなら必ず、メクラをして強制的にフィルターを通しましょう。
クランクやメタルを壊しますよ
まさか、エンジンいじってオイルクーラーや油圧上げてる車でフィルターは毎回交換ですよね〜?
加工に出すので、ボルト穴はすべてタップをかけます。
ダミーヘッドボウリングをしますからヘッドボルトは当然です。
ひっくり返して、ジャーナルキャップは勿論オイルパンボルトも掃除します。
今回、六角のタップを買ったのでインパクトでやりました。
少し注意すれば、はや〜いです。
フロント回りもタップかけて掃除します。
水穴のボルトも掃除します
水穴のメクラ穴もホイールラップで綺麗にします
反対側の水穴も同じです。
余り削ると水穴プラグが緩くなるのでほどほどに
フロントとリヤのデカい水穴も抜きます。
リヤの方は、叩けますがフロントはすぐシリンダーの壁なので溶接してスラハンで抜きます
水が回ってサビてるので、シリンダーもホーニングします。
外側もワイヤーブラシなどで少し削ります
洗浄油(灯油)で流して綺麗になりました
加工に出すのに洗浄?と思われてますが汚いオイルまみれの物は、誰も触りたくないですよね⁉️
綺麗にしてあれば相手も気持ち良く触れます。
いくら加工に慣れてる人でもやはり嫌です。
タップまでかけてれば、こちらのやる気を見せられます。
加工屋さんに『お!』と思わせれば良い仕上げになるでしょう^_^