シルビアのDIY・ボロい・日産自動車・設計がひどい・整備性鬼に関するカスタム事例
2025年01月17日 00時10分
本当はただ見た目をかっこよくして、たまに楽しくサーキットとか走りたいだけで整備は全然好きじゃないのに、ボロすぎて年中車が壊れるので結果的に修理ばかりしてるカーライフになってしまっている人です。
また修理ネタです。
まずは滲んでたのでヘッドカバーパッキン交換。
初めて自分の車のエンジンの中見ました。うーん、まぁ普通です。
パッキンはD-MAXのやつです。
社外品でこういうのラインナップされてるのは嬉しい限りです。
普通にすんなり行くはずもなく。なんかSR20のヘッドカバーは周辺あちこちに干渉するせいですんなりとくっ付く前にパッキンが落ちて来てしまい難航しました。
みんカラじゃないのでというか、必死すぎて文章にしづらいというか、とにかく大変だったという事だけは書けますw
続いてエンジンマウントとミッションマウント交換です。ご覧の通りエンジンマウントは完全に千切れていました。
作業はもう地獄も地獄。必死すぎでろくに写真も無いですが、簡単に言うとエンジンマウント運転席側に半日、助手席側も半日、ミッションマウントは割とすぐ、ヘッドカバーパッキンに数時間、合計ほぼ丸々2日使っての作業でした。
エンジンマウントとミッションマウントもD-MAXのやつです。
ニスモと同じく強化ゴム。適度な硬さです。
日産純正部品やニスモ部品が高騰、廃盤が進む中、こうして需要をしっかりと捉えた商品を出してくれて感謝です。
最初はエンジンハンガーで釣る予定でしたが、チェーンをかける場所が無い問題に直面し、ミッションにジャッキ入れて交換となりました。
スペースの都合で工具は本当に入らない。しかもマウント単体では取り出せず、ブラケットごと外しましたがブラケットのボルト緩めるのも本当に大変。
エアクリボックス、サクションパイプ、インタークーラーのパイプ、タービンの遮熱板、タービンのオイルリターンパイプまで外して、しかもメンバーも多少降ろしました。
それでようやく工具入れたりマウント取り出したりできる状態。
前回テリオスの時も作業してくれた友人と2人して、知恵を絞りながら各々のありったけの工具を駆使してどうにかこうにか交換出来ましたがハッキリ言って一生やりたくないくらい大変な作業でした。
お店でやるのをオススメします!
苦労の甲斐あって、エンジン始動した瞬間から明らかに違う。アイドリングだけでも明らかに違う。シフトも不安なく入る。
これが本来のシルビアだったんだと、今まで完全に千切れたマウントで走っていたのに慣れで気づいていませんでした。
まるで違う車になったかのようなフィーリングです。
こうして少しずつ何かを直して行きながら、少しずつまた何かが壊れ、一生何かが常に不調のままとりあえずは動いて生き続けるのがこの車の運命のようです。