アルトワークスの車検整備・分解整備・フロントブレーキ・NABUKO JAPANに関するカスタム事例
2020年07月30日 01時17分
車検整備の続きをしています🌟
車検整備 巷では「車検」と言いますが
正式には「継続検査」と言います
陸運局の継続検査で最も最重要視される項目。
なんだと思われますか?
「制動装置」つまりブレーキです。
エンジンの多少、調子の悪い車両は、乗れますが
ブレーキの効かない車は🚗乗れません
命に関わるからです
フロントブレーキからバラして行きます。
ここからの画像は国で定められた分解整備に
該当します。個人でなさる方は注意して下さい
分解整備は国の決められた工場🏭認証工場
指定工場(民間車検場)で行わなければ
法律上、罰せられます。私は一応自動車整備士の
国家資格を持っています 長年指定工場に勤務しておりました
資格を持った者が自宅敷地内で個人所有の車両を
分解整備するのはOK🙆♂️しかし他人の車両を分解整備するのはNGです。
(分解整備後に国で定められた陸運局及び工場で検査すればOK)
指定工場や認証工場に居れば早い話、高校生の
あんちゃんでもバラして良い訳です
極めて曖昧な…釈然としない国の法律…まあ早い話
業者を守るための法律とも言えます。私も指定工場に居ましたから、なんとも言えませんが…
アメリカ🇺🇸から強く自由化を迫られましたが
最後に守った砦とも言える「制動装置」の分解整備
カーチューンでも密告する人も居るので…あえて
書きました…
まあ、前置き、堅い話はさて置きホースをクランプ
します🌟ダラダラとブレーキオイルが出て来るので…
マスターから抜いても良いのですが…エア抜きが
大変になるので、ここで止めます
ロックピンを外してスライドプレートを抜きます🌟
パッドピンを外してパッドを外して行きます
パッド減ってる…特にピストン側は減ります
キャリパーが外れました🌟
キャリパーのキャリアも外します🌟ピストンを
入れる時に邪魔なので…このHA11S などに付いているブレーキ… NABUKO JAPAN と刻印されています(今は会社が無いらしい)
ナブコ製のブレーキらしいのですが…このブレーキ
本当に…効きません(笑)🤣
ダメキャリパーにダメローター🙅♂️定評が有る位に
ダメなブレーキです。本来ならば定番の次の型
ベンチ化と言われるHA22 のブレーキを流用する
のが一番ですが…私は安全運転なので←尚更ベンチ化🤣だろ
このキャリア部分がヘキサゴンボルト🔩と言う
六角の特殊なボルトで止まっているから
ヘキサゴンレンチ⚒って専用の工具で外します🌟
ピストン錆びてる〜かな?カス?
汚い…🤣出るかな〜
エアーを使ってピストンを出します
勢いよく飛び出してますから板などを噛ませ
途中で止まる様にしましょう🌟
↑失敗するとブレーキオイルの噴霧された地獄の様な目に会うから注意ですよ!ブレーキオイルの成分は植物系なのですが車両の塗装に付いたら大変な事になります!剥離剤と同じなので、絶対に塗装面には付着させないで下さい!⚠️
スポーンと出ました。この車両を作った方が凄い方なので、全てに手が入っていてバラすのが楽です
無事、取れました🌟
スライドピンも外します🌟
チト…錆びてるな…
スライドブーツ類を外します🌟
次はローター外して行きます🌟
サービスホールが有るのでステンレスボルト🔩を
入れて閉めれば外れます🌟
ローター裏…ダメだこりゃ(笑)雪国なので
道路に凍結防止剤を撒き散らします。塩です🧂
全て塩で車は破壊されますw 良い車は冬には乗らずに保管するしか有りませんw
新品のローター🌟と比べると…
ローター研磨と言う旋盤でキレイに研磨する
サービスも有りますが…ローター研磨、ドラム研磨
料金も高いンです。社外品を買った方が安いです
一番大事な部分でしょう
ピストンシールを外して行きます🌟
スライドにもシールが付いてました🌟
今日はここまで🤣