マークIIのHID・ワット数変更・明るさの比較・ヘッドライト加工・純正バラストの穴塞ぎに関するカスタム事例
2019年10月17日 21時21分
JZX100ツアラーV後期A/Tです。 改造は完成品を購入したり流用や純正品を自作加工してます。 主に車の整備記録(自分の車以外も含む)を上げてます。 目立つ物では純正ヘッドライトを自作加工してLoFogプロジェクター化しました。 町乗りエンジョイ仕様です。 いいねや興味を持ってくださる皆さんにとても感謝致しますm(_ _)m 質問などをは出来る限り回答しますが、マナー等の無い方からの質問等は、すみませんがお断りします。 ※全ての作業は「自己責任」で行ってください。
今回の投稿は、以前にちょっとした比較をした画像があったので、そちらの比較紹介です。
比較したのは、ヘッドライトのHIDバラストのワット数による変化です。
私の現在使用しているヘッドライトはLoとFogをプロジェクター加工しているので、リフレクター時と同じワット数のバラストを使っていても明るいです。
純正のリフレクターだとどうしても拡散してしまう光がありますが、プロジェクターですと光の殆どを必要な前方に照射してくれるので明くなります。
これはあくまでも私の体感なので、体感は人にもよって違いがありますから、その点はご了承下さい。
そして、本題の比較です。
比較に使用したヘッドライトは純正リフレクターのヘッドライト(予備用)なので、純正無加工やインナーブラック加工程度の加工なら参考になると思います。
今後ワット数の変更などを考えている方は、よかったら参考にしてみてください。
・照射の明るさの差が少しでも分かりやすいように、スマホカメラのピントや補正は固定して撮影しました。
・バーナー(HIDバルブ)は変更せずに、バラストのみを変更して比較してます。
使用しているバーナーは6000~6500位の社外品です。
・バラストの電源は予備のバッテリーを使い、直結で作動させてます。
・ヘッドライトの状態
リフレクター↓
少し焼けあり
レンズ↓
自分で磨き処理しているので透明度としてかなりいい状態
まずは、純正バラストの明るさです。
配線加工をして分かりやすいように、ヘッドライトの上に乗せて作動させてます。
純正バラストは久々に使ったので、改めて大きさや重さを認識しました(^_^;)
そして、こちらが社外の55Wバラストでの照射の明るさです。
バーナーは純正バラストの時と変更せずに35W社外バーナー(6000~6500K位)を使用してます。
その為、55Wバラスト時は若干色が違う様に見えますが、ご了承下さい。
照射している部分意外の周りの明るさで分かると思いますが、ピント固定で撮影しているので明るさの補正も変化していないと思います。
純正バラストでの照射と、社外55Wバラストの照射では、明るさの違いが照射している段ボールで分かると思います。
画像の白飛びの強さが上がって、範囲も少し拡がってます。
私も以前は純正リフレクターで、Lo(55W)とFog(70W)のHIDに変更して使用してました。
運転していてもワット数の変更で明るくなっているのは体感出来ましたが、ネットショップなどでよくある路面照射の比較だけだと、「自分の車ではどのくらいの差が出るのだろう?」というのは分かりにくいと思います。
なので、超近距離で明るさの差を確認出来るようにして比較しました。
明るさが強くなると言うことは、リフレクターやレンズへの焼けも強くなります。
純正バラストの明るさでもリフレクターの一部が白く焼けしまいますが、ワット数が上がれば、その分焼けやすくなりますので注意してください。
純正リフレクターの時にFogのHIDを70Wにしていたので、Fog部分のリフレクターはかなり白く焼けてました(^_^;)
焼けるのを分かって使っていたので、私は気にしてませんでした(笑)
少し明るくしたいならば55Wぐらいがいいと思います。
70W以上ですと、対向車からパッシング(眩しいぞ!)を受ける可能性があるので光軸を低めにして、リフレクターやレンズが焼けるのを覚悟して使用してください。
私もワット数を変更していた時は、車内にあるレベリングダイヤルで光軸を少し下げて走行してました。
まぁ、最近の車の方が明るい(眩しい)ので、55W程度で、光軸が狂ってなかったら大丈夫かもしれませんね。
明るさの差は、リフレクターとレンズの劣化状態、使うバーナーとバラストメーカーによっても差が出ますので注意してください。
社外バラストに変更する時には何ヵ所かの加工が必要になりますが、ちょっと問題となる部分の私の加工方法を1つ紹介します。
配線を通す時は穴空けなどでも対応出来ますが、穴を塞ぐのは色々と悩ませられます。
画像はヘッドライトの下部の様子です。
このヘッドライトは外側のみの廃品なので、汚れていますがご了承下さい。
純正バラストを外すと画像中央にそれなりの大きさの穴が空きます。
小さめの穴ならシーリングなどでも塞げますが、この穴のサイズになるとそういう方法で塞ぐには少し無理があります。
こちらが私が穴塞ぎをしたヘッドライトです。
このやり方で、現在使用中のプロジェクターヘッドライトも塞いでます。
塞ぐのに使用した物は、コーヒーの缶です。
コーヒー缶でなくても同じサイズの缶なら使用可能だと思います。
缶の下から1cm位のところから切り離して、錆び防止の為の塗装をします。
ヘッドライトの穴よりわずかに缶の方が大きいので、缶を少し内側に変形させて丁度よくはまるようにしてハメ込み、隙間にシーリング材を入れて固定しています。
缶なので、耐熱性もありますので私はこの様にして塞ぎました。
何年も前からこの塞ぎ方でヘッドライトを使用してますが、蓋が外れる事は起きていないので大丈夫だと思います。
さらに防水性を高めるのであれば、缶を埋める様にシーリング材を塗ってあげればさらに安心だと思います。