アルトのひーさんが投稿したカスタム事例
2025年04月01日 13時09分
底付き防止の為、フロントショックをショート化した投稿を以前にしましたが、意外に興味を持ってくれる人が多いので製作過程を順番通りに再アップしておきます。
グラインダーでショック頭頂部を切り落とした事で分解出来ますので、内部ロッドの先端にシェルケース内径とほぼ同寸のワッシャーを取り付け。
シェルケース内にロッドを入れます。ケースに刺さってるボルトは、ジャッキアップ時にロッド先端のワッシャーが引っかかる事でスプリングの遊びを防止する為。ロッドを入れた後に内側から取り付ける必要があるので、長いピンセットを使用しました。ボルトをしっかり固定して、シェルケース内にオイルを注入しておきます。
シェルケース頭頂部を切断したことにより、内部ロッドの支点が無くなります。塩ビパイプの組み合わせでロッドをセンターに固定。何気にこの作業が一番大変でした💦少しずつ削りながら寸法を合わせる必要があったので…
ちなみに、先に紹介したショックに刺さってるボルトは、この塩ビパイプがずり下がらないようにする役目も兼ねます。
最後にフタをして完成!このように本当に原始的な構造のショックアブソーバーなので、減衰力は中に入れるオイルの粘度次第になります。今回はギヤオイルを入れましたが、もっと固いオイルを入れた方が衝撃を吸収してくれそうですね。オイルを入れたのは内部の防錆・潤滑・異音防止の意味合いが強いので、自分的にはとりあえずOKです。
「車高調買えよ!」はナシで笑。とにかくお金を掛けずにイジる!が私のポリシーなので😊