マークIIのホイールキャップ・加工・Jzx100・マークII・流用に関するカスタム事例
2024年02月18日 23時13分
25 / I'm Not a 整備士 🙅♀️ / なるべく整備記録用として🧰 / 参考になった方はフォローお願いします!日々の整備記録を残すハゲ身になります。最近痛車になりました
【整備記録】ホイール キャップシール加工
今回はセンターキャップシール 小径化 流用 移植
を行います。
1つ目は、気に入ったロゴ付きのキャップがホイールにハマらなかったこと、
2つ目は、元々ホイールに着いていたキャップのシールサイズがほとんど売ってなく、あってもイケテナイやつばかりだったのでこいつを何とか使いたいと思ったからです。
かなりニッチなdiyですが、みっちり解説します!
必要になった工具は最後に書きます。
まずはシールを剥がします。
キャップの裏に穴があったらそこからそこそこ細いものを使って内側から力ずくで剥がします。物は穴に入れば何でもいいです。浮いてきたら表から指の爪を突っ込んでベリっと優しくはがします。
細いものは穴のサイズに近いほど剥がしやすいかもしれません。自分はマッキーを使いました。
もしキャップ裏に穴がなければ表のシールのキワから超細くて頑丈な鋭利なものを使わないといけないかもしれません。
剥がし終わったら今度は小径化するための加工に入ります。
移植側のキャップに合ったサイズに収まるよう緻密な準備を行います。
まずはキャップシールの直径を測ります。
ノギスを使って0.05mmまで測定。
目盛りの見方
ノギス右下の0を基準に、1番近い反対側の目盛りを見つけると、シールの大まかなサイズが分かります。写真で見ると56mmになります。
そこから0.05mm単位で見る場合は、0の目盛りから順に見て上の目盛りと下の目盛りが繋がってひとつの縦線になっているとこを見つけます。
肉眼で確認すると、1と2の間の目盛りが上の目盛りと揃っていたのでココが0.05mm単位のサイズになります。要は0.15mmです。
つまりこのシールの直径は56.15mmになります。
僕の身体の数字アレルギーが反応してます(笑)
円型の物を綺麗に切り取るためには、コンパスカッターが大変頼りになります。コンパスカッターを使ってキャップシールの中心を見つけ、裏の粘着面を利用して型取りをしましょう。
ここでやっと小学生の算数が利用できます。
円の中心を知るためにこのシールの半径を求めます。
28.075mmでした。
メンドクサイので28mmということにしておきましょう。
ノギスか定規を使ってコンパスの長さを28mmにします。
自分はノギスを使いました。
この時ノギスの測り方は、下の0の目盛りと上の28mmの目盛りを揃えるだけです。
そして、コンパスカッターの軸(切れる方じゃなくて刺さる方)をキャップシールのキワに持ってきます。どこでもいいです。
こんなふうに半円を描いて切り込みを入れます。
中心が分かればいいので真ん中あたりだけに切り込み入れるのも全然良し。
コレを2回以上、他の箇所から切り込みを入れます。
はい小学生の知恵袋〜。
線が交わった場所がこのキャップシールの中心になります。
こういう時のYah〇〇知恵袋はマジで参考にならん。
キャップシールを移植側のシールサイズに切り込みを入れるため、移植側の半径を知る必要があります。
先程と同じ要領でノギスを使って測っていきます。この時は、凹んでる円を測らないといけなかったので小さい方を使って測りました。
目盛りの見方は変わりません。
まずは1mm単位で長さを計測。45mmですね。
次に0.05mm単位の長さを計測。
肉眼で見るとシャーペンで刺してる部分が1番揃っていたので0.95mm
すなわち移植側のキャップシールサイズは
45.95mmということになります。
まあ46mmっすね。
(作業終わってから気づいた。なんか数字が違う。)
(まあいっか。さっきホイールにはめても違和感なかったし。特に失敗っていうわけでも無いから気にせんとこ。)
ざっと22.5mmですね。
コンパスを22.5mmの長さに合わせます。
ノギスだと、22mmと23mmの間に0のメモリを持ってきてそこから下側の5の目盛りを上の1番近い目盛りにあわせます。
※この写真、測り方間違えてますw これ22mmジャストに合わせてる。もうずたぼろ(笑)
移植側のキャップシールの半径の長さが分かりました。
一応ほんとに合ってるか実物を使って確認。
概ね良好。まあ、良いでしょう。
大雑把とか言わないで♡
そして、キャップシールの中心に軸を置いてグルっと切込みを1周。
こんな感じです。
残る作業は型取りのみ。
金属バサミを使って縁に沿ってチョキチョキトリミングしていきましょう(✂︎`•ω•)✂︎
この時のハサミは金属を切るための専用ハサミを使うことを推奨します。キャップシールは薄いアルミで出来ている物がほとんどですので一般の事務用ハサミを使うと歪な円形になるリスクが格段に上がります。最悪の場合、ハサミが使い物にならなくなる可能性も。
型取りが終わったら移植側のキャップに貼ってみます。
オーバーサイズだった場合は、削れるもので削っていき、小径化しましょう。
自分はインパクトを使って削りました。
後戻り出来ない工程なので、やる時は慎重に。
終了‼️
必要になった工具
・ノギス
・コンパスカッター
・マッキーペン
※インパクト
ノギスとコンパスカッターはめちゃくちゃ使います!
素人DIYなので汚いです!