クラウンセダンのキャリパー塗装手順に関するカスタム事例
2021年05月08日 06時10分
歳と共に周りの車好きが減っていき「いつまでも好きやなぁ」と冷やかされ自己満足だけで寂しい思いをしていました。こういうのは初めてですが会社の若い子がやっていると聞いたのでオヤジよりジジィの歳ですが恥ずかしながら乗っかってみました。よろしくお願いします。
キャリパー塗装手順のリクエストがございました。写真も無くてわかりにくいかも知れませんが興味のある方はお付き合い下さい。
マスキングのみでも問題ありませんがパッドを外す方が仕上がりがキレイになります。
前です。
①割ピンを外します。無くさないよう注意です。私は無くしました😭。
②抑えのプレートを押し込みながら
③矢印の方向にドライバーなどを突っ込むとシャフトが抜けます。コレでパッドを引き抜いて外す事が出来ます。
キャリパーを外す時は裏から2カ所ですが特に外す必要は有りません。
わかりやすいですね。私はバックプレート塗装、ロングボルト交換、ローター交換までやったのでここまでバラしています。
後ろです。
知恵の輪みたいなので写メ撮った方が組む時に便利です。外したシャフト、パッドの鳴き止めプレートも洗浄、ペーパーで錆、汚れを落としパッドもペイントすると仕上がりがキレイです。組む時はパッドグリスをピストン部分に塗りましょう。
赤矢印を裏から1か所緩めると写真のようにキャリパーを倒せます。
青矢印部分がクラウンの泣きどころスライドピンが固着する部分です。ついでにきちんと手前、奥にスライドするかチェックしましょう。固着するとパッドの片減りや引きずりの原因になります。と言うよりパッド交換も出来なくなります。
塗りたい部分をペーパーで足つけしてパーツクリーナーやシリコンオフ等で脱脂後マスキングします。ピストンやゴム部分は必ず養生を。テープと新聞紙が1番使いやすかったです。テープ付きのマスカーは曲面には使い辛いです。
塗装は薄く吹いては乾かしを何度も繰り返します。厚く吹くと垂れたりハジいたりします。薄塗りならハジいても何度か重ね塗りでその内塗料が乗るので大丈夫です。気長にいきましょう。
乾燥後、逆の手順で組み付けます。先に説明したパッドもこれだけ見えるのでキレイにしましょう。私はパッドも換えました。ここまでバラして各パーツの汚れや錆を落とすだけでご覧のように新品みたいに見えます。
前です。前は露出が少ないですね。
お遊びはご自由に🤣。
DIYで何か作業される場合はあくまでも自己責任で。
手順も素人による自己流で正しいのかはわかりません。参考程度とお考え下さい。
今回キャリパー塗装に使用したのはコレ。
私はやりませんでしたがキャリパーの表面を研いでツルツルにしてサフェーサー→研ぎ→カラー→研ぎ→クリア→研ぎ→コンパウンドまでやるとツルピカプロ仕上げになります。
以上わかりにくかったかも知れませんがお付き合いありがとうございました。