インプレッサ WRX STIのオザミさんが投稿したカスタム事例
2019年06月27日 21時44分
車のブログ、パーツレビュー、整備手帳の各内容については、みんカラの方をご参照ください。 https://minkara.carview.co.jp/userid/1849214/profile/ サーキット走行時の車載動画はYoutubeにて。 https://www.youtube.com/channel/UCwaK7j30jpaINMlkaxeeiPA/videos
イケヤフォーミュラのタイロッドエンドのレビューになります。
導入してから約半年が経過、阿讃とタカタを数回ずつは走ってみましたので、ぼちぼちと思うところを書いてみたいと思います。
◆イケヤフォーミュラ タイロッドエンド品番 : IFAN16011
GVBの場合、タイロッドエンドがハブより前方に位置しているので、基本的にはバンプトーインとなる傾向です。
タイロッドエンドがハブ中心よりオフセットしている限り、バンプステアは不可避です。
本製品導入によるバンプステア対応としては、単純に車高を下げた分だけ(純正状態よりタイロッドがバンザイしている分だけ)タイロッドの取り付け位置を補正できれば… といったシンプルなものです。
車高やキャンバー、ストラット角度、キングピンオフセット量やキャスター角度といった各設定を弄りまくるわけで、ただでさえ悩ましいトー設定ですから、出来るだけシンプルに考えられる土台を用意したいんですね。
ちなみに、本品を導入することにより1G状態でバンザイ気味だったタイロッドエンドは概ねレベル(水平)になってくれています。
このタイロッドエンドを導入した一番の理由は、ナックル取り合い部分がピロになることでした。
ステアリングフィールが少しでも良くなれば… という考えです。
ちなみに、この手のピロについてはミネベア(NMB)じゃないと早々にガタガタになってしまうイメージなんですが、イケヤフォーミュラのこの製品にはミネベア(MNB)ピロが採用されています。
本製品の導入の際、フロントロワアームのブッシュをピロ化していますので、そちらの影響の方が大きいかもしれないんですが…
とまれ、本製品の導入後、ブレーキング時のジャダーが無くなり、ブレーキング~ターンインのステアフィールに切れ目が無くなりました。
(レビュー内容がかぶるので簡単に書きましたが、ここら辺の内容は【CUSCO製のフロント・ロワアーム用ピロブッシュ】のレビューにもう少し詳しく書いてみました)
尚、少し気になるのは、タイロッドエンド端部がマルシェのコーンプロテクターと僅かに接触するんです。
コーンプロテクターが内側(タイロッドエンド側)に反った形状をしているからなんだと思います(純正バックプレートだと干渉しないんじゃないかと思います)。
これまでに実害は感じていないんですが、何かしらの対策を思い付いたら試してみます(タイロッドエンド端部を削るくらいでしょうけど)。
CUSCO製のフロント・ロワアーム用ピロブッシュと合わせた評価になってしまうんですが、想像以上に気持ち良いステフィールを得ることができました。
その評価は大満足の☆5つです。