クラウンマジェスタのクラウン・カローラ・ドライブ・青森県・4号線に関するカスタム事例
2022年06月22日 17時13分
相棒のセルシオに乗り始めて20年目🌟 ドライブを兼ねた旅行が趣味なので、全国各地を走ってきました✨🚘✨ 投稿頻度は多くはないですが、その代わりに好き勝手な投稿ばかりしています(^-^)v
~国道4号線制覇への道のり 後編~
ご覧いただきありがとうございます😉
前編を読んでいない方は是非、別投稿の前編をご覧になってからお読み下さい😊
以前、前編を読んで下さった方も、もう一度前編から通してお読み頂ければと思います。
この物語は前編後編合わせて約10分程あなたの時間を占有します。
こんなヤツらが居たんだなと笑って頂ければ嬉しいです😊
若い方はこれからのドライブの参考に😁
若くないよという方も好き勝手やってた頃の気持ちを、一時でも想起して楽しんでもらえればと思います。
それでは...
さて、無事に岩手県・盛岡を通過し、11時間ブッ通しで爆走し続けてきた我々は、二戸市に入る。
座敷わらしで有名な金田一温泉の目と鼻の先まで来た。
しかし温泉にのんびり入っている余裕はありません。
温泉街のアーチを横目にし、しばらく軽い上り坂が続きアクセルを踏み込んで駆け上がっていくと...
いよいよだった❗❗
ついに伝説の青森県に到達したのだ⤴️
物凄く嬉しかった。そしてかなりの達成感だ❗
岩手と青森の県境を越えたからといっても、景色なんて一変するはずはない。
しかし人間とは不思議なもので内心的効果が影響しやすい。
自分には読んで字のごとく、真夏の日射しを浴びた森が青みがかって見えてきたのだ。
青い森を左右に流しつつ走り抜け、もうじき迫る700㎞超の4号の終点へ向かう❗
(この時は当然のように知りもしなかったが、十和田市から4号を外れて、北ではなく西に向かえば日本を代表する観光地・十和田湖がある)
十和田市を少し越えた辺りだったろうか。
小腹の空いた我々はコンビニに寄り、運転しながら食べられるエネルギーと、出発時から1箱吸ってしまった赤マルを入手した。
東京には無い広すぎる駐車場で、タバコの煙を吐きながら見上げたコンビニの上の空でさえも素晴らしく広く素敵なのだ。
もうここまで来ればゴールは目前だ。
これだけ走ってきたんだ❗
一体ゴールにはどれだけ素敵な目印があるのかと期待が膨らんでくる❗
青森県庁の前が4号の終点だ!
そしてついにその場所へ辿り着いた❗❗
しかし❗ここで予想外の事が起こった..
いつの間にか国道7号になっているではないか...
「あぁん?どうなってんだこりゃ」とボブが言う。
自分が期待したのは、
《4号終点の地 おめでとうございます🎉》というようなアーチでもあるのかと思っていたのだ...
しかし我々は何も目印が無かった現実を認めるわけには参りません。
Uターンし、国道の境目付近にアクシオを停め、歩きながらゴールテープとなる何かを探した...
あった❗❗❗
予想とはまるで違っていたが確証を得ることに成功したのだ❗
ボブと喜びあって写真まで撮りまくっていた❗
確定的な達成感の中、イキイキした顔で赤マルに火を付ける。
旅の目的を達成出来て良かったです。
おめでとうございます。
後は帰るだけですねだって??
とんでもない。
自分の真の目的地はここではないのだ。
じゃあどこかというと.......恐山だ❗❗
(滋賀・比叡山 和歌山・高野山と並び、日本三大霊場の一つであり、前編に記載した家族旅行で恐山に連れていってもらっていたからだ)
恐れを知らないボブを引き連れ、次なる目的地は一瞬で決定された。
今走ってきた4号を戻り、下北半島を北上する国道279へ進路をとる。
海沿いの、のどかな景色の中を最初は快適に走らせていたのだが、現在午後15時。
出発から15時間も乗りっぱなしの為、急な眠気と空腹が襲ってきた。
しかし、食いもん屋はありそうにない...
むつ市の手前で助手席の背もたれを倒し、眠りそうになっていた自分の脳だが、
「あきらめたらそこで試合終了だよ..」と聞こえたと同時に右手に家系ラーメン屋が見えた!
そこ寄るか❗と瞬時の合意の下、ボブはハンドルを右に切った!
まともな食事は岩手で食べたのが最後だった二人は、ここのコッテリした味はとんでもなく旨く感じた!
(この店は今でもあると思います)
眠気も改善し走り出したが、現在午後16時過ぎ。
今夜の宿の予定は無い。
探すにもスマホなんか当然無い時代だ。
どうするかと思っていた所へ物凄くタイミング良くビジネスホテルの看板が目に入ってきた。
むつグランドホテルだ❗❗❗
ラーメンを食べて機能回復した脳を使用し、10桁の電話番号を瞬時に記憶する。
シングルを二部屋予約し、これで安心だ😊
もうとにかく今日はこのまま宿泊先へ向かう。
意外と近くてすぐに着いたのだが、建物が立派で、どう見ても安いとは思えない...
実は自分は予約電話の際に料金を聞いていなかったのだ。
着いてしまったものは仕方ない。
恐る恐る料金を聞きに向かった所、良心的な金額だったのでチェックイン手続きをし、部屋に入った。
やっと横になれた❗
しかし、まだ体にサスペンションの揺れが伝わってきている感じと、何周したであろうJ-EUROのBGMが頭の中で聞こえる。
今日の軌跡を頭で思い起こしながら横になっていたら、風呂も入らずに眠ってしまった。
全て順調に進み、ぐっすり寝たので、目覚めると完全回復していた。
ふと時計を見ると、20時を少し回った辺りだったろうか。
なんと、3時間程で完全回復してしまったのだ!
この感じじゃ二度寝は無理...かと言って起きていても退屈だ。
となると、残る選択肢は一つ。
部屋に付いている内線電話と自分の携帯から、ボブの部屋の内線電話及び携帯を同時に鳴らして叩き起こす!
意外とボブもスッキリ起きれたようだ。
寝癖の髪を整え、服を着用してまたボブと合流する。
17時間耐久レースに耐えたアクシオも起こしエンジンオン!
どこに行くかって??
当然、恐山である❗
この場所からならすぐに着きそうだ。
いざ、夜の恐山へ!
途中にあったコンビニでアイスを入手し、食べながら走る。
道中、道路工事をやっていて、片側交互通行となっていた。
山道の道路工事の時にあるような、待ち時間カウンター付きの簡易信号が設置されていたが、ボブはそんなものを目にするのは生まれて初めてだ。
信号だと認識せずそのまま進む!
自分は、その存在は知ってはいたが、恐らくこの時間帯・場所なら対向車は来ないだろうと判断し、止めはしなかった。
そして予想通り運良く通過できた。
暗闇の恐山へ駆け上る道の途中から、道路の端にお地蔵様をちらほら見かけるようになる。
厳粛な雰囲気の中、二人の緊張も高まってきた。
そしてしばらくすると、道が開けて...
ついに霊場恐山の菩提寺に到着した❗
辺りは暗闇だが、お月様は明るかった。
しかし❗❗
アクシオから降りられない状況が生じた❗
何だか分からんが、中サイズの翔んでる虫が大量発生していて、とてもじゃないが窓も下げられそうにない!
(虫は苦手ではないが、5㎝でも窓を開けると確実に入ってくる程の量だ)
これじゃ仕方ないのでアクシオの中で一服し、戻る事にした。
一般正常人ならここで宿に戻るだろうが、我々は違う❗
本州最北端の大間まで制覇することにした!
やはり目と鼻の先だから楽勝だ。
一時間程で着いただろうか。
「ここが最果ての地...」
北海道上陸は夢のまた夢なので、二人はここが日本の最北だと思っていた。
日中なら見られる偉大な北海道の大陸や、有名な大間のマグロの石像も暗闇の中に居る二人には無効だった。
強風の潮風に吹かれながら赤マルを吸い終わり、今度こそ宿へ向かう二人。
来た道ではなく、津軽海峡沿いの道を選び、午前2時頃に戻ってきてから風呂に入り2度目の睡眠をとる。
そして最終日への夜が明けた!
朝食付きの為、綺麗な食堂でエネルギーを補給し、身支度を整えエンジン始動❗
どこに行くかって??
当然、恐山である❗
何でかって( ・◇・)?
明るい時に見ていないからだ❗
完結編に続く❗❗