インプレッサ WRX STIのオザミさんが投稿したカスタム事例
2019年06月26日 20時24分
車のブログ、パーツレビュー、整備手帳の各内容については、みんカラの方をご参照ください。 https://minkara.carview.co.jp/userid/1849214/profile/ サーキット走行時の車載動画はYoutubeにて。 https://www.youtube.com/channel/UCwaK7j30jpaINMlkaxeeiPA/videos
ご存知の通り、EJ20の車体との取り合いは大きく
①エンジン下部のマウント
(フロントメンバーの左右にある支持マウント)
②ミッション下部のマウント
(ミッション後部の中央にある支持マウント)
③エンジン後部のピッチングストッパー
(エンジンとバルクヘッドとを結ぶ対ピッチング・ブレース)
の3種類にて構成されています。
この商品は、上記のうち①及び②の強化マウントにあたるもので、エンジンマウント x 2、ミッションマウント x 1のセットになっています。
(商品コード 660 911 SET)
クーラントのエア抜きなんかでエンジン(正確には加圧注水(サブ)タンク)を見ながらレーシングを行うと、随分とエンジンが動いているのが分りました。
見たことのある方は、『けっこ~動くなぁ(笑)』って思われたんじゃないかと思います。
(自分は、捩れ応力でピッチングストッパーがどうにかなってしまうんじゃぁ・・・ って心配になってみたり 笑)
とまれ、エンジントルクの立ち上がりの際、純正マウントがクッションの役目を果たしてくれて、随分と乗り心地に寄与してくれているんですね。
その反面、アクセルの踏み込みに対するトルク応答は鈍くなっているわけですが・・・。
このマウントに換装の後、エンジンを見ながらレーシングを行いますと・・・、殆どエンジンが動かなくなります。
結果として、アクセルに対して『ドンッ』とくるトルク応答が得られます。
トルク応答がリニアになったからといって、目に見えて速く走れるようになるわけではないですが、少なくとも気持ちよくドライブすることはできそうです。
ただ、エンジン・ミッションからのあらゆる音・振動は遠慮なく車内に侵入してくるようになります。
アイドリング時でもダッシュボード上にビビりが出ますし、かなり煩くなります。
中速以上(3~4,000回転以上ぐらいですかね)でアクセルを抜いてエンブレがかかると、ギャギャーッって凄い音が車内に入ってきます。
誤解を恐れずに書きますと・・・
エンジンがガンガンに動く状況でもって、高額なダンパーを組んだとしても、その恩恵を十分に得る事は難しいと思っています。
それくらいGVBのエンジンは(純正マウントでは)動きまくりなので。
とまれ、快適さに対するトレードオフは大きいながら、狙い通りの効果は得られていまして、評価は満足の☆4にて。