348のユーザー車検・ドライブに関するカスタム事例
2020年12月10日 03時20分
また2年に一度の現金徴収の儀式の時期がやって参りました。ということで、フェラーリ348の車検に行ってきました。特に車検のタイミングで整備ということはしていないので、法定費用のみなんですが、なんといっても「13年超のポンコツをいつまでも大事に抱えてる罪」の罰金が重いです。もう27年ですもんね。てか、ウチのクルマは一番新しくて20年だわ…。
特にいつもと違いはないのですが、この2年でマフラーがTWSから切り替えバルブ付きのワンオフ品になっています。静音モードに固定も出来ますが、正直静かなのかうるさいのかよく分かりません。排気音が甲高くなったのは確かです😁
しかしながら、今回は珍しく音量測定はありませんでした。単に忙しかったたけなのか、測定せずとも規制値内だろうと思うくらいには静かだったのか。いずれにしても、ウチのクルマはどれも結構爆音ですが、規制値はギリギリクリアしていますので、今回もそのくらいだったのでしょう。
あと車検で厄介なのが光軸です。特にリトラクタブルライトは光軸がずれ易く、予備車検場で調整したらライトを閉じないようにして本番に望まねばなりません。国産車にはライトを消しても目が閉じないモードがある(それが車検対策とは知りませんでしたが)のですが、フェラーリはエンジンを切ると自動でライトも消えて目を閉じてしまうので、モーターが動かないようにヒューズを抜いておかなければなりません。
そんなこんなで自賠責を更新して、検査料と重量税を印紙で払ってラインに並びます。整備状態は特に問題ないので検査自体はサクサクと進み、「適合」の印がもらえました。車検証とフロントガラスのステッカーを交付してもらって完了。
せっかくガレージから出したので、天気も良いし軽くドライブ。といっても結局いつものお山。
秋晴れのドライブはやっぱり気持ちいい。
とはいえ、今回の車検でも走行距離は2000km未満でした。CO2排出量でいえばプリウスなんて目じゃないでしょう。でも年間1000kmに掛かるコストを考えると、ちょっとバカらしくなってきます。
海外のように旧車には減免措置があるとかならいいんですけどね。
英国や豪州では、通勤に使わないこと、要請があればパレードなどに車両を提供すること、を条件に、税金が大幅に免除されます。ドイツも同様ですが、ヒストリックカー専用のナンバープレートが交付されます。米国は元々激安ですが、規制値とかは緩くなったりしますね。
旧車に辛く当たるのは、世界でも日本だけじゃないかな。これは章男の罠でしょうね。自動車工業会は強い。