アルトワークスの全日本ダートトライアル選手権・SUZUKI SPORTS・SUZUKI本社ワークス・ファクトリーマシン ワークスR・全日本チャンピオン 岡政郎選手に関するカスタム事例
2020年07月04日 08時56分
全日本ダートトライアル選手権のチャンピオン
岡 政郎選手🌟 地元の誇りです🌟
今は引退されて、地元にて整備工場を営業なされております
知り合いの方に
「岡さんの工場に本物のファクトリーマシンの
ワークスRが入って来たよ」
「まじスか!?」
「うん。見に行って来なよ」
実際にレースで使われていたワークスマシンが見れるなんて!
ワクワクしながら工場に向かいます🌟
岡さんの工場に着きました
…さすがにチトボロい…
いやいや!コレが本物のワークスマシンの
ワークスR!🌟凄い!初めて見ました🌟
ちゃんと岡さんに許可を得ています
「エンジン掛けて見るか?」
「はい!是非、音を聞いて見たいです」
…「バッテリー🔋上がってる…」…残念💦
このボンネット…普通に見えますが…
「コレ、1枚で100万円なんだ…」
「え…ひゃ…100万円!?」
「うん。全部ケブラーで一品物さ」
「俺が現役の頃にSUZUKIワークスに、ココもうちょっと削って直しといて!」って
SUZUKIワークスのメカニックの人に言ったら
「岡さん…このボンネット…いくらで作ったか分かりますか?」
「いや、知らない」
「1枚作るのに100万円で、一枚作るのも大変なんです…簡単に仕様は変えられません…」
「だってさ!アハハ!」…豪快です…流石全日本チャンピオン
一見すると普通にしか見えないエンジンですが…
SUZUKI本社と当時のSUZUKI SPORTSファクトリーがフルチューンしたエンジンです
「静岡から10何時間掛けて、ここまで来たンだ」
「え?」
「うん。高速を走ったら、ものの20分でエンジンブローするからね…」
「な、なんでですか?」
「それだけ薄くセッティングしてあるンだ…ダートラは一発勝負だから」
「あと、街中なんか走れたもんじゃないよ
レース用LSDだから、もうバキバキのガチャガチャよ。完全なレース用の車」
静岡のSUZUKI本社の許可を得て、SUZUKI本社に
入った社員さんに、この貴重なワークスマシンを
譲ったそうなんですが、この度、チャンピオン岡さんの元に戻る事に…
「どれくらい出ているンですか?」
「うん。200馬力は出てるかなぁ…」
「に…200!?」
「当時は250馬力出した奴もいたよ!
アイツ良くだしたなぁ…アハハ」
全日本選手権の色々な貴重なお話も聞かせて頂きました🌟
「キレイに直して、残そうかなと思ってね」
「また、直ったら見せてください!」
「うん。また遊びに来なよ」
岡さん。ありがとうございました
以前はSUBARUファクトリー所属だった、岡さん
あのモンスター田嶋さんに声を掛けられて
SUZUKI SPORTSに移籍。SUZUKI本社ワークスで
作り上げたワークスマシンで見事チャンピオンに輝きました。
私は二輪のレースをしていてジャンルは違えど
本当に速い人って共通のオーラが有ります
全然気取ったりせず、自慢したりも一切なく
至って普通です。全日本選手権で戦って来た本当の
本物のレーサーは威厳が違いました。
カッコいいです🌟