カムリグラシアのスピードセンサー故障・カムリ・修理・ダイアグ42番・O/D OFF点滅に関するカスタム事例
2023年09月21日 20時30分
例のお盆休み最終日に起きたトラブル……
についてある程度解決したのでここに記載しておこう
特段カムリグラシアだけでなく、ウィンダムやマークIIクオリスもほぼ確実に同様の症状が出る時は出るだろう……と勝手に思ってますので
同じ不具合起こした人向けに記載していきます
まず症状についてですね
自分の場合走行中に起きましたが
まずエンジンチェックランプが点灯
同時にO/D OFFインジケータも点滅
AT側はフェイルセーフモードに入り、変速点が変わります
また変速タイミングも変わります
ちなみにLレンジ固定してても勝手に2には上がります2より上はちゃんと固定される
下り坂等ではNに入ってるのか、アクセルを踏むと回転数が一瞬無駄に上がる
という状態
とりあえずエンジン側のダイアグコードの読み取りで42番 SPD スピードセンサー系統が出てきました
この時点で疑うは
・スピードセンサー系統
・エンジンコントロール
・スピードセンサー
ちなみにエンジンを切る度、警告灯は消灯します
走れば警告灯が点灯
だがしかし、スピードメーターはしっかり動いている
となるとメーターには信号は来ている事がわかる
ここで運が良かったのが割と新しめのナビを入れていたこと
G Book辺りのボタンを押しながらスモールとOFFを5回素早く操作をして裏モードより、信号点検を行った所コンピュータ側には0km/hの記載が
更に運が良かったのがこのHUDメーター
DefiのVSDです
コレはエンジンコントロールのスグ手前コネクタより信号を取っているので、ほぼ確実にエンジンコントロールに車速が入力、または出力されていないと判明
ココでフォロワーさんより力をお借りしたのだが、どうやらこのクルマの信号入力順が
ABS用車速センサー▶︎ABSコンピュータ(ここである程度の補正や変換を行う)▶︎スピードメーター▶︎エンジンコントロール▶︎からエアコン等など
という流れな様だ
つまり現状スピードメーターまでの回路は成立済み
スピードメーターからエンジンコントロールまでで何故か信号が途絶えてるという状態
まず個人的に怪しかったのがエンジンコントロール
というのもエンジンチェックランプが点灯する少し前に妙にPS2やPCの様な電子部品特有の臭いがした
何となくコンデンサーパンクを想像
ちなみにエンジンコントロールは助手席グローブボックスの奥に居ます
取り外すと妙なコンデンサーの液みたいなブツが…
水でもなく妙にヌルヌルしてる様な変な触り心地
オイルっぽい臭いは特段感じず
で、エンジンコントロールをとりあえず予備に置き換えるも…
なんと直らず
つまりエンジンコントロールだけでは無いという事だ
う〜んとなりながら
少なからずエンジンコントロールでは無い(結局コイツも後にアカンと判明した)
やるしかねぇだろ‼️
年式も年式さ‼️
全SPD配線の導通点検
ちなみにこれはSPD配線が集結してるコネクタ
結局全数確認するも全部正常に導通OK
残るはもうこいつしか居ない
スピードメーターASSY
という事で全く同品番のオプティトロンの予備と交換
ありがとう25万キロ過走行ワゴンよ…
実走行の2倍になったけど
すると……
コンピュータに入力された‼️
そう、犯人はスピードメーターASSYでした…
内部基板でもやられちゃったのかな?と思いつつ…
とりあえず事なきを得た…ハズだった
実はこの後O/D OFF「のみ」が点滅
まだ直って居なかった…うせやろと思いつつ
エンジンチェックランプは消灯
残るはAT系統の不具合
しかし、ここである疑問が発生
なんとフェイルセーフらしいフェイルセーフが無く、ただただ普段乗り出来るけどO/D OFFが点滅してるだけの光景…なんじゃこりゃと
とりあえずO/D OFF側でのダイアグ確認を行う…
なんと衝撃の結果に
修理書に無いダイアグを吐き出した
年式的にはまだギリ適合してるハズ…
一体何故……
これもフォロワーさんの一声で解決
なんと追補版には動画のダイアグが載っていた
と、ここで振り返ってみる
元々付いてたエンジンコントロールの品番3T010
ワゴンとセダンで品番が違う事を把握していたので年式は違うけど…と3T390のエンジンコントロールをチョイス
というかそれしか持ってなかった…
そう、この時点で僕は年式の異なるエンジンコントロールをとりあえずで取り付けしていた
更に更に調べてみると、なんとこのAT 型式A541Eはざっくり2バリエーション存在しており、途中からAT油温とソレノイドが1つ追加されていたのだ
まさに3T390を搭載していたREMIXがその追加されたモデルのATである事
つまりこのO/D OFFの点滅は本来着いてない部品を、着いてる物だと認識した上でコンピュータが駆動する為、吐いたダイアグコードだと言うことを
そりゃ正常にしか動きませんなぁ…
ちなみに走り出して15分〜30分程で点滅します
ちなみにセダン向けでもうひとつ3T020があり、こちらはTRC付きモデルのエンジンコントロールを指す
救いなのはウィンダムも同じエンジンコントロールを採用している事
という事もあり早急に3T010を取り寄せ取り付け…
数時間ぶっ通しの試運転の結果、警告灯は一切付かなくなり、とりあえず完治
いやぁ良かった良かった…
じ ゃ ね え よ
という事であの液体がついた壊れたエンジンコントロールを分解…
なんとコンデンサーがパンクしてない…
いやしかし、それ以外に何が考えられるんだ?
と、ここでまたもフォロワーさんより有益な情報を頂く
「エアコンオイル説」
間違いない、確かに可能性が非常に高いのだ
というのも、現状冷媒不足しているからだ
なのに相変わらず結露レベルのバカ冷えなんですが…
そう、漏れてる場所がまだ特定出来てないが、可能性として考えられる位置から漏れていればその通りである
ましてや漏れてる…
で、本当にそうなのかを調べる事に関しては…
またいつの日か
エアコンをとりあえず使わなくなったタイミングで1度パッキン全数交換を予定しているので、その際に思い切ってやる予定です
まさかこんなに色々な不具合やその予想からこうなるとは…(¯―¯٥)
とりあえずエアコンオイルぶちまけすぎ無いように祈りつつ今年のエアコンシーズンを乗り切りますかぁ