ハイラックスのTODA-BODYKIT・フードスクープ・ボンネットスクープ・アルミメッシュグリルに関するカスタム事例
2024年12月09日 03時11分
ディーラーお任せのカーライフは快適ではあるものの、用意された選択肢の中に真の自分の意思が存在しているのか疑問を感じ、買換えを機にカスタムに走りました。 苦労も含めた楽しさが手に入りました。
TODA BODYKITのフードスクープを購入ししました。上面の装飾にパテを入れ平面にし、ボディー同色で塗装し、前面にアルミメッシュグリルを取付けました。
このサイズの塗装は私のような素人のスキルでは荷が重く、時間と仕上がりを考えればプロに依頼すべきだったと感じました。
以降は、取付作業となります。
側面に木枠付きのダンボールで120cm✖︎120cm✖︎20cmの大きさとなりますが、佐川ラージ便なら届けてもらえます。佐川って凄い。
上面の凹凸に雨水が溜まるのが嫌でパテで埋めようと思ったのが、DIYに走った理由ですが、今思えば判断ミスでした・・・
最初はファイバーパテで荒く埋め160番のサンドペーパーで表面を作ります。厚づけパテで表面を均し320番のサンドペーパーで表面を作ります。1回だとまだ甘いので3回ほど厚づけパテの塗りと削りを行いました。
薄づけパテを使い小さな穴や凹凸に埋め600番のサンドペーパーで表面を作りますが、ここも1回で綺麗に埋まらず3回程繰り返しています。
また前面にTODA-BODYKITのプレートを張る部分があり、ここもついでなのでパテで埋めました。
この辺りで思ったよりデカく、簡単に表面が出せず時間がかかることに後悔し始めています。
接着剤のバンパープライマーを吹き付けた後、サーフェイサーを数回重ね塗りし1000番のサンドペーパーで整えますが、とにかくデカくて大変でした。
左上の写真は、最初にサンドペーパーをかけた状態ですが、思ったよりパテの跡が出てしまっています。
表面に凹凸が残っているのもありますが、それより元々全体的に少し曲面になっているのが、サンドペーパーをスポンジに巻いて磨いたことでここだけ平面になり、周囲から浮いて見えるためです。
サーフェイサーを吹き付けては、サンドペーパーで均すのを、納得いくまで繰り返しますが、デカいのでサーフェイサーを途中で買い足したりしています。気がつけば芝のまだ青い夏の終わりにフードスクープを購入したのが、芝が枯れ始めた秋になっていました。
会社員ってそんなに暇じゃないことを痛感し、春のGWにやれば良かったと後悔したのがこのあたり。
塗装ですが、スプレー缶でやる大きさじゃ無いと何度も思いながらやってます。左上が初回で、5回程繰り返し塗っていますがスプレー缶を何本使ったんだか。
スプレーガンとコンプレッサーを買うべきでした。
クリア塗装はウレタンクリアです。単純に一度使ってみたかったという理由だけです。
最初に2液を混ぜたり待ったりを繰り返すのがあるのと12時間以内に使う制約がありますが、アクリルのクリアと吹き付けのやり易さに違いは無いと感じました。
左上が初回で4回重ね塗りしています。
スプレーの出が悪くなり始めたら、アクリルよりすぐ使うのやめた方が良いと思います。厚みがあり艶もでますが、出が悪くなった時のスピットの粒が大きく目立ちます。
アクリルのように水分を飛ばし乾燥するのではなく、ウレタンは化学変化で硬化していくので1週間程そのまま置いておきます。
完全に硬化するとアクリルより硬いように感じます。柚肌にしない様な塗装技術は無いので磨きに入りますが、最初2000番のサンドペーパーを使い手で磨き始めましたが、硬いのもありますがこのデカさを手で磨くのはさすがに無理がありました。
ポリッシャーを使い最初は、ギアアクションで柚肌を滑らかにし、ダブルアクションで艶出しをしました。
ギアアクションを初めて使いました。
フードスクープをボンネットに仮置きし取付位置をマスキングテープで出します。フードスクープの両面テープが乗るマスキングテープ内側の辺りにPACプライマーN-200を塗り30分乾かします。
フードスクープの両面テープの剥離紙は、取付後に引っ張って剥がし易いように、端を少し剥がして表面にマスキングテープで止めておきます。
ボンネットの取付位置にフードスクープを置き、剥離紙を剥がしていきます。PACプライマーN-200を塗ってあるので、浮いた部分は上から数分押さえればそのまま固定されます。
アルミメッシュのシートからフードスクープの前面のグリルのサイズを切り出します。
固定の為に壁の電気ケーブルを抑えるコードステッカーに防サビ剤を塗りその上からボディー同色の塗装を行いました。
両面テープてフードスクープに取付けアルミメッシュグリルを固定しました。
かなり時間を掛けましたが、イメージ通りにフロントに厚みを持たせることができたので、やった甲斐はあったと感じています。
ただ写真では、それっぽく見えますが近くで見ると素人作業の域を出ておらず、大型のパーツは塗装をプロに依頼すべきだと思いました。