スカイラインの公認取得・MT換装・Eg換装に関するカスタム事例
2018年08月27日 18時05分
よく中古車市場で、R34のMT換装車輌を見かけますが、MT車とAT車では、ミッションの他にコンピュータ、デフ、プロペラシャフト等が異なり、
内装品では、メーター、ステアリング、コンソールパネル、シフトレバー、クラッチペダル等が異なります。
これだけ全て交換しようとすると、相当費用がかかりますので、中古車市場では、完璧な車輌はほとんど販売されていないと思います。
低走行の程度が良い車輌であれば、純正MT車よりも高値になっちゃいます。
通常、中古車市場で販売されている車輌は、ミッションと、プロペラシャフト、ペダルのみの交換車輌が多く、以前にプロペラシャフトをブッた切って延長!?っていう恐ろしい話も聞いた事あります。
ミッションは、33用のプッシュ式のMTが載せられている車が多いです。
33用の方が若干安いという理由からですが、実際は部品自体の価格はほとんど変わりません。
中古品を探す場合は、出所や走行距離等がはっきりした物を選びたいところです。
少し前に新品の34ミッションを購入された方に聞いたら、単体で20万位って聞いたので、意外と中古品との差がないので、びっくりしました~。
33用のプッシュ式は、34のプル式に比べ、若干クラッチが重く感じますが、34に乗った事がある方でないと、気付かないと思います。
あと、中には純正MT車でも、2L用のMTに載せ替えられた車輌も見た事ありますが、
これも乗った時に、何か違和感がありました(笑)
純正MT車でも、修理等で換装されてる車輌もありますので、購入時は試乗して確認するしかありませんが…。
良心的な販売店は、質問すれば正直に回答してくれますが、下取り車輌とかだと、販売店の人もわからない場合もありますので、難しいところです。
自分の34は換装後、AT用のコンピュータのままだと、ATの警告灯が付きっぱなしになってましたが、IMPULのコンピュータに交換後は消えました。
警告灯の電球を抜いてしまえば、警告灯は消せますが(笑)
あと、クラッチやデフはnismo製に交換しました。
自分も、当初は、換装車輌の購入も考えましたが、程度がいい車輌はそこそこ高くて、その割りに、中途半端で、購入後もお金かかりそうなので、AT車をベースに換装する事にしました。
①GT-T(AT)をMT換装
※この34は、サーキットで全損
②GT-V(AT)をEg、MT他換装
※GT-Tから部品移植
NA車→TB車のエンジン換装は、ハーネスの引直し作業も必要で結構大変ですが、ターボ車からのMT換装であれば、シフトゲートの加工とクラッチペダルの取付加工位で、結構簡単です。
(厳密にはECUも異なりますが、そのままでも乗れます。)
あと、前期/後期では、ハーネスのカプラー形状が異なる箇所が多いのと、TB車とNA(GT-V)車では、ドライブシャフトやデフ、コンピュータや燃料ポンプが違ってたり、その他、車速センサーも異なるのでメーター交換が必要だったりと、完璧にしようとすると結構大変です。
燃料ポンプは純正品でもそこそこするので、HKS製に交換して、メーターは、ベース車の走行距離が4万キロで、メーターの交換記録も残しておきたかったので、知り合いのいる日産ディーラーでnismo製のフルスケールメーターに交換してもらいました。
ハーネス類の引き直し作業やダッシュの交換が一番大変だった気がします。
といっても、Egやミッションの換装作業は、いつもお世話になってるお店の社長さんにお願いしたんですけどねぇ~(笑)