MPVの六角大王講座・カーモデリング・3DCG・ブランドルラインに関するカスタム事例
2018年11月09日 17時00分
六角大王講座 パート2
ホイルをつくる。(笑)
モデリングしてる人の作り方はそれぞれだと思います。自分も色々試してみてますが、これが一番楽かなーと思う方法を紹介したいと思います。
先日、アップした写真に重ねてエアロを作る方法と基本一緒ですが、自分はいつもホイルのデザインはデフォルメしないのでかなり有効かと思います😁
まずは、作りたいホイルの正面の写真をネットで拾ってきます。
アップガレージさん、お借りしますw
写真をリムギリギリにトリミングして、
六角大王の正方形の面に画像を貼り付けします。
この時、正方形データの中心は、y軸とz軸を0にあわせておきます
画像を回転させ、スポーク(上側)を描きやすい位置に合わせます
画像の準備が終わったら、レイヤーを変えて円形を書きます。
この時も円の中心はy軸、z軸ともに0に合わせましょう。
円形の頂点の個数は360個まで指定できますが、このホイルの場合7スポークなので、その3倍から4倍程度にした方がよろしいかと思います。 今回は4倍の28にしてみました😊
中心部から外側へ面の持ち上げツールを使いデザインしていきます。
この段階で、スポーク部は無視してホイルの変化点やどこが、一番出ているところなのか、どれぐらい湾曲しているかなどを、正面からじゃない写真を参考に立体的にモデリングします。
上のモデルを横から見たらこんな感じ
写真に合わせてスポークを切り出していきます。
7本つくる必要はありません。
上の1本を全力で作りましょう
スポーク以外の面は消去していきます
上のスポークと真ん中だけ残りました
ヘンテコな形です😅
スポークを持ち上げツールを使用して厚みや凹凸を作っていきます
視点を変えるとこんな感じ
大体できました👍
スポークを指定して、円形に複製をします。何個複製するか聞かれるで 1個は作りましたので、6と指定するとこの画像のようになります
y軸とz軸を0にしたのはこの作業の為です。
重なり合うところを縫いつけツールで合体していきます
スポークデザインの出来上がりです😊
続いて、スポークに穴を開けます。
レイヤーを変え、円柱を配置します。
円柱の円は平面的な部分に穴開けするなら6ぐらいで良いと思いますが、今回は凹凸部分に穴開けするので12としました
円柱がスポークを貫くような長さに調整し、円形に複製をえらび5穴なので、4と指定
複製が完了したら円柱をグループ化しておきます。
スポークを指定、グループ化した円柱を指定、 で集合演算させると、スポークを貫いて円柱と合体したデーターが出来ます。
たぶん円柱はスポークの外側に飛びだしているので、円柱の面を指定して奥側に移動すると、画像のようになります😊
センターキャップに画像を貼ります
そのまま貼るとかなり歪みがでます😭
原因はデーターを曲面に指定していることですが、ホイルなんですから曲面にしないと綺麗な円にはなりません。
曲面立体に歪まないよう画像を貼るにはどうするかと言うと、面をさらに細かく分割する事で解決します。
まずは貼りたいとこだけ、切り取って別なレイヤーに貼り付けします。
貼り付けしたデーターを、曲面形状で等分割します。
複雑なデーターになりました
そこにもう一度画像を貼り直しすると歪みなく貼れます
ナットなども配置してスポーク部の完成です
レイヤーを変えて、スポークに合わせてリムも製作😊
リムはスポークより全然簡単に作れます👌🏽
スポークは別レイヤーで、非表示にしています
全部表示して完成です😁
正面から😍
タイヤなども作って、足元完成
😁