GRヤリスのパンデムワイドエアロキット・気分を害する方のコメント等は削除させてもらいました。・陸運局へ相談・本局が許可してるなら。。に関するカスタム事例
2021年10月05日 07時17分
仕事を中抜けして陸運局へ行ってきました。
訪れたのはここ。
去年の12月11日が一回目。
今回が二回目の訪問。
諸問題を解決してきました。
前回の議事録を持っていき担当技官Aさんを呼んでもらいました。
もう一人のTTさんは異動していて居ませんでしたがAさんとその上席技官TNさんとで課題の事を話し合いました。
先ずは翼端板。
この赤い矢印の角部。
ここが法律に抵触するようです。
材質はアルミ複合板を持参し検証してもらいました。
材料の平面は問題なしだが問題は角部。
ここ60ショア(消しゴム位の硬さ)でないと駄目のようです。
どうすれば良いのか?
技官が『ゴムモールを取り付けてもらえばクリアーできますよ』と。
親切な上席技官さん。
上席技官が下記の本を持ち出して説明してくれました。
これは抜粋ですがこの様な事が法律で決められてます。
これをクリアーすれば問題ないとのこと。
老眼マックスの私は当然読めません。汗。
材質が硬いとか中々折り合いが付かず。
結局の落とし処はこの写真。
ホンモノのWRCAR。
名古屋ナンバーが付いてます。
技官『このカナード、材質は何でしょうか?』
私『たぶんカーボンファイバーだと思いますよ。人に接触した場合カーボンファイバーは突き刺さりますけど名古屋本局はこの仕様で通してますよね?』
これを上席技官に見せると『あっ!本当だ。過去に前例がないものだと私どもも慎重にならざるを得ませんが、こういった前例があるなら私たちも安心。しかも本局が許可したなら尚更大丈夫です』と。
あと、牽引フックについて尋ねました。
恒久的に付けていても法律に抵触しないか?
技官『最先端より引っ込んでいれば問題なし』だそうです。
つまりこの位置なので大丈夫。
あとは灯火類が定められた場所に求めてる光度があれば大丈夫。
純正フォグランプは機能しなくなる(配光がカナード設置によって確保できなくなる)のでバルブを抜き、ハーネスを取り外せばレンズを取り外すとか黒く塗ることをしなくてもOKとのこと。
純正バックランプも同様。
バルブを抜いてハーネスを取り外せばOK。
何だかんだと小一時間。
協議の結果、本日の課題をクリアーすれば検査は通せますとお墨付き頂きました!
陸運局を後にして板金部長のところへ折衝報告に行きました。
部長はしっかりメモを取り、技官が話したことを書き留めてました。
工場長の許可を得て入場。
ヤリスの内装は後部座席を取り外されてました。
その後フェンダー切断後の処理法法の打ち合わせ。
一番クオリティの高い仕上げ方を提案してもらったのでその工法でお願いしてきました。
最後に一枚シャッターを切りました。
そこから本業に戻りお客様のところへプレゼンと見積もり提出して会社へ戻る途中、ヤリスカップの車輌がガソリンスタンドに。。
私のはホワイトボディ。
当該車両はきれいにラッピングされてました。
陸運局の見解も聞けたので本格的に始動です!