フェアレディZのクラッチ交換・ATSカーボンツイン・高額パーツ・弱点克服に関するカスタム事例
2023年05月13日 23時25分
愛知のZ34乗りです。スポーツカー全般好きです。所有車は初代以外ずっとMT車です。渋滞や坂道は厳しいですが、運転の楽しさはやっぱりMTですね。皆さんお気軽にお付き合い下さいませ。 気になった車輌&オーナーさんには、勝手にイイネ、フォローさせていただいてます、ご容赦下さいm(._.)m
クラッチを交換しました。
久し振りに大掛かりなカスタマイズです。
ATS&ACROSSのカーボンツイン。
Z34の泣き所である、純正の直動式クラッチ。
樹脂製のベアリングの脆さも相まって、走行中にクラッチが切れなくなり、走行不能に陥るという…
ATSのクラッチは、直動式→フォーク式に変換して、その泣き所を消すという事を前提としています。
多数のショートパーツが必要ですし、工賃がかさみますが、今後安心して乗る事を考えたら、この選択しかないと思いました。
カーボンにしたのは、その圧倒的な耐久性能。これにすれば、下手な使い方しない限り、もう交換する必要は無い程。
ミッションにも優しいですしシフトフィールも向上、キレもとても良く、繋がりもスパっと決まります。
ただ、良い事ばかりではなくて、兎に角高い(*_*)あと、納期がかかる。
私は去年の12月に注文したのですが、GWまで待たされました。
オマケに1月から値上げ、しかも15%も!
ショップのセール期間の割引がふっ飛んでしまいました(;つД`)
コストを抑える為に、ディスクを1枚ハイブリッドにしました。予算の都合です。
高くてもツインにしたのにはもう1つ理由があって、クラッチ踏力を軽くする為。
シングルはビッグレリーズを装着しても、純正比5割増し位の感覚でした(前愛車のZ33後期のクラッチは、Z34とほぼ同じなので)
渋滞時や坂道発進等、正直かなりツラいので、軽くする為にツインにしたのです。
純正より軽いとの謳い文句でしたが、大体同等でした。Z33&34純正は軽すぎます。
あと、軽量フライホイールの悪癖である、共振が気になります。
私は歴代の愛車達のクラッチに、社外強化を入れていたので、こんなものかと思えるのですが、同乗者にはちょっと不快でしょうね。
3速以降の2000~2500rpm辺りで強く出ます。
フライホイールが軽量の方が、レスポンス良いですし、回転落ちが早いので、シフトダウンの回転が合わせやすいですが、快適性を求めるなら、Z34の場合はサイレントクラッチ(純正フライホイール仕様)を選択する方が良いでしょうね。
私はアイドリングでクラッチを繋ぐので、ジャダーが出るのですが、これも暫くして馴染めば収まってくれるかな?
Z33で使用していた同社のスーパーブレードクラッチは3000km程でジャダーが出なくなったので、それを期待してます。
もう1つの懸念、エキマニの真横を通るクラッチホースですが、ATSもNISMOも耐熱クラッチホースが廃盤になってしまっていたので、純正に耐熱処理を施してもらい装着しました。
色々と厳しい出費でしたが、今後も長く安心して乗る為の、必要経費として割り切るしかないですね。
今後の状況で、この出費が安く思える事を期待します(^_^;)
長々とした文章にお付き合い頂き、ありがとうございました。