ミニ1000のDIY・ボアアップ・フライス・NCに関するカスタム事例
2021年01月31日 12時21分
長かった。
嗚呼、独学の素晴らしさよ。
いろいろありまして、NCじゃないと部品が作れないんですよ。
fusion360 で作ったGコードを読ませています。ゆくゆくは直接PCにつないでDNCでやりたいです。
知識ゼロからすべて手探りでやっているので大変です。NCの使い方は本でもあるのですが、機械を使えるようにするための情報はほとんどない感じでした。
今までやってきた仕事、趣味含めた作業のなかでも、私にとっては最高に近い難易度だった気がします。
ことの発端は、イギリスから届いたクランクプーリーがアルミだったんです。
そんなのいやじゃん。
とにかくfusion360 を勉強しまくります。
苦痛。
私の20,000倍ぐらい働き者の予感。
ヘッドのオイルシールプレートも気に入らないので作り直しです。
プーリーで苦労したのでこれはすぐにできました。
穴は対話式の簡易NCで加工できるので輪郭を残して加工を済ませました。
輪郭はNC使わなくてもコンターでいい気がします。
部品単位で穴位置を拾っているところ。
現物との差を調べることで、ある程度の精度を確保します。
タップと同時加工でボルトの頭を円柱状に削っています。
シリンダブロックのネジ位置をこれで拾うわけです。
インチの細目ですから。タップにボルトに地味にお金がかかります。
クランクシャフトの中心を基準に拾ったネジ位置を配置してます。
写真をネジ位置に重ねて部品がイメージしやすいようにしています。
これがイギリスから届いたやつです。
カッコイイです。使わないけど。
全部作るのは面倒なので、カムプーリーは流用できるものを探しています。
もとのミニでいうところのカムスプロケット位置につくオイルポンププーリーは自作する予定です。
なぜあらゆるパーツを自作する気になったかは、部品を作ることができたらおいおい書いていきたいと思います。
私も加工屋の端くれなので、自分で作れないものを批判する気はないので。
ネジを追加して別パーツにしようかと思いましたが、コッチはボツにします。理由はまたおいおい。
近いうちにNC関係の本が届くのでまた勉強を開始します。コロナの影響で仕事が無いので今が勝負。
午後からはクランクプーリーの荒取りだけやって帰ります。
お疲れ様でした。