フェアレディZのS30Z・WEBER・DCOE9・240Zに関するカスタム事例
2024年01月21日 17時16分
発進時のストールの原因かわからないけど不具合を一つ発見。
暇だから前に使ってた40DCOE151をバラしてたら加速ポンプにガソリン送るピストンを上下させるロッドがピストンごと抜けた。
新しく取り付けたキャブはZに取り付ける前に1個だけこのロッドが引っ掛かってたからバラしたらロッドだけ抜けてピストンはキャブの中に残ったからキャブをひっくり返してピストンを抜いてパーツクリーナーでピストンとロッドの入っていた穴を掃除してスムーズに動くようにしたのを思い出した。
これロッドの先端の鍵型の部分にピストンを引っ掛かってピストンを上下させて加速ポンプに燃料を送っているけど、今車に取り付けてあるうちの1個はロッドだけ動いてピストンは動いてないから加速ポンプが作動していない。
で、キャブを買った時に前オーナーが去年4月に交換した部品の明細書があったから見てみると、ロッドとスプリングとピストンを買っていた。
しかも3個分。
てことは他の2個のキャブも加速ポンプが作動していないのが濃厚。
これちゃんと作動させればアクセル開けた時に空燃比20超えてストールするの改善するかもしれない。
あとロッドの長さが3種類あって吐出量を変えられるみたい。
前に使っていたキャブは60㎜で一番短いロッドだから吐出量は少ないタイプだった。
それとフロート室から燃料を引き込んだり戻したりするディスチャージバルブにも番手があり00番はフロート室に全く戻らずスロットルを開けると常に加速ポンプが作動するらしい。
逆に100番だとかなりの量がフロート室に戻され吐出量は少なくなる。
L型フルチューンに00~35番が合うらしい。
下の画像の指先の2個並んで開いている穴の奥、去年の夏前にキャブ開けた時茶色い汚れと沈殿物でパーツクリーナーでは落ちなくて放置していた。
その時にAZのFC-062を2回ガソリンタンクに入れたんだけど綺麗になっていた。
フロート室の壁面もやたら綺麗になっていた。