コルベット クーペのアメ車・DIY・旧車・UnderGround DIY・キャブレターセッティングに関するカスタム事例
2021年01月28日 22時34分
気軽に無言フォロー大歓迎♪ オールDIYでレストアやってます♪ フォローバック致します♪ コメントもお気軽に♪ DIYで383ストローカー6.3リッターにリビルドしました♪ 10年乗ったC5をDIYでいろいろと修理しながら乗ってたんですが、あちこち対策部品ぶち込んでるうちトラブル無く調子よくなっちゃって、つまんなくなったので数年前ボロいC3に買い替えました。C5もよく壊れて楽しかったですが、C3ともなると別格ですね。あー楽しい。 コルベットc3 のメモです。
えっほえっほ♪
組み上げ完了!
ワイパーや、以前、調子悪くて中古でゲットしてたワイパーモーターも、トヨタの202で塗り直し、動作確認して取り付けました!
ワイパーもーの動作確認方法は、一昨年の投稿参照笑
自分でも忘れてたので、前の投稿見て、思い出しながらやりました笑
なるべく傷をつけないように組むのがまたなかなか難しい〜笑
ウォッシャーのホースや、エアコン外気導入切り替えのドアのダイヤフラムのホースも青です!
目がチカチカする〜笑
デスビも取り付けまして、エンジン始動!
はいオッケ〜
って、乗らんのかい笑
さて、ここからは、マニア向けの内容になっております笑
以下、長いので、キャブセッティングにあまり興味が無いかたは、途中読まずに、1番最後だけにしといた方が身のためだと思います笑
あのうんこカムを完璧に走らせるために、またキャブで遊びはじめます笑
いったいなーにがそんなに気に入らないかと申しますと、
現状は、走りだしたら普通なんですけど、アイドリングがパーキングで1200回転程にしとかないと、ドライブでアイドリング出来ずストールします。
アイドリング濃くして、パーキングで空燃比12.0ぐらいにしとけばパーキング1000回転ドライブ800回転でアイドリング可能です。
そうすると、今度は、そこらへんチンタラ走る時も12.0ぐらいで濃い状態なので、そこらへんがうまくいってないんですね〜
まぁそれで我慢出来れば、なんちゃない普通に乗れます笑
以前の投稿で、空燃比センサーを付けた結果、ドライブに入れて、回転が下がり、エンジンの負圧が下がると混合気が極端に薄くなりストールする!
という現象が確認できましたので、
サミットキャブの機能面をもう一回ちゃんと確認したくてバラしました笑
ていうか、バラす理由をあとからつけただけです笑
1番上の金色がパワーバルブです!
パワーバルブというのは、
アクセルガバ開け加速して、エンジンの負圧が一定よりも下がると、追加の燃料通路を解放する機能のもののようです!
俗に言う、ダブルポンパーなどの加速ポンプとはまた別の機能があって、加速ポンプが回転数関係無くアクセル開けはじめのみ噴射するのに対して、パワーバルブは、本来、低回転からアクセルガッツリ全開領域のみで作動するもののようです。
要は、エンジンの負荷が高い時のみ作動です。
プライマリーのデフォルトでは、6.5がついていました。
というのも、通常のストリートカムならエンジン負圧が12インチ以上かそれ以上あるからです。
アクセルガバ開け加速して、まだエンジン回転がついてこない領域ではエンジン負圧がほとんど0になります。
実測0.2〜1以下でした!
(信号スタートなど通常の加速では、回転数に合わせ、負圧も上がります。)
そこで、本来、通常のカムなら6.5インチHg以下になると、アクセルガバ開けしたと判断し、メインジェット8番ぶんの燃料が追加されるという素晴らしい機能だそうです!
あの地獄のうんこカムの現在の負圧が、パーキングで5.5インチ程 ドライブで3インチなので、
現在パワーバルブ6.5インチで作動という事は、、、
理論上?アイドリングや、そこらへんチンタラ走ってる時もずっとパワーバルブが開きっぱなしで、メインジェット8番ぶんの追加燃料を垂れ流しているのでは?という事になります笑
実際には、メインジェットなんかもセッティングして調子いいとこに変更しますから、8番分の燃料が濃くなってるのではなくて、
パワーバルブからの垂れ流しぶんの燃料を補正する為、メインジェットや、ミクスチャーを薄く設定している!
いや、せざるを得なかった!
私が!
という事になりますか?
なので、おそらく、mixture系統をも薄く調整せざるを得ず、負圧が下がり、メイン系や、トランジッション通路からのガソリンが吸えなくなると薄くなりストール?
というのが、仕事中なんかもずっと考えてる事になります笑
なげえ〜笑
あ、その下の金色2個はメインジェットです♪
こちらがプライマリーのアイドリング回路です!
赤が、アイドルミクスチャーで、青のひょっこりしてるのがトランジッション通路です。
アイドルミクスチャー通路は、その名の通り、アイドリング時の混合気を出すところですね〜。
トランジッション通路ってのは、アイドリング〜アクセルの開けはじめや、チンタラ走ってる時に主に混合気を出すところみたいです。
あの溝みたいのが、キャブバタフライバルブの上下にかけて掘られていて、下側に顔を出す溝の面積で吐出面積が変わり、吐出量が変わります。
キャブクリーナー吹きまくって、調べた感じ、トランジッション回路とアイドルミクスチャー通路は、メインジェットに繋がっているんですが、
赤のアイドルミクスチャー通路は、アイドルミクスチャー調整ネジの影響を受けますが、
トランジッション通路は、アイドルミクスチャー調整ネジの上流にあり、アイドリング調整ネジの影響を受けない!
というのがわかりました!
なので、アイドリング回転数調整ネジを通常より開いた状態でしかアイドリングできない、地獄のようなカムをぶち込んだ状態であると、トランジッション通路がバルブの下側に顔を出してる面積が大きくなり、トランジッション通路から吐出する混合気が増えアイドルミクスチャーの吐出割合がへってしまい、
結果的に、ミクスチャー調整の反応が悪い!
というなんとも困った、地獄絵図のような状況になるようですね〜
たぶん。
ざっと、ここまではプライマリーのお話で、
ここから、セカンダリ〜
まだまだ長いですよ〜
先程と同じく、赤がアイドルミクスチャー通路で、青がトランジッションです。
セカンダリーは、アイドルミクスチャーの穴が小さいのがわかります。
それは、何故か?
重大な事が発覚しました笑
セカンダリーは、ミクスチャー調整ネジとは繋がっていなくて、プライマリーのミクスチャーをいじっても、セカンダリーは調整が出来ずに、トランジッション通路と同じ比率の混合気しか供給できない!
調整機構が無いから、元々穴が小さい
です。
、、、、
はい。
それでは、どうやってミクスチャーとトランジッションの混合気を調整するのか。
実はここ!
この小さな穴の中!
こうなってます!
実はここに、アイドルフィードリストリクションって言う、ジェットが格納されておりまして、画像の上側に見えるエアーの穴とメインジェットからのガソリンの混合比を決めています。
ここで混合された混合気が、アイドル通路とトランジッション通路に流れます。
んで、その先調整できるのは、プライマリー側のアイドル通路のミクスチャー調整ネジのみ。
という事になるようです。
なので、ここを変えれば、プライマリーのトランジッションと、セカンダリーのアイドル通路とトランジッションのセッティングが可能になるので、
セッティングの幅が広がるのかな?。
アイドルフィードリストリクションのジェットをゲットしたので、今度またやってみます♪
んで、現状なにがどうなってるかと言いますと、
結局、
①アイドリングを保つ為、アイドリングスピード調整ネジでプライマリーのバルブを開けている。
②バキューム進角不安定によるサージを防ぐ為、時限ポートに繋いでも、バルブが開き過ぎている為、時限範囲外になり、アイドリングでも真空を引いて進角、遅角を繰り返してしまう。
③トランジッション回路が多く露出する為、ミクスチャーの調整ネジの反応が悪くなる。
④プライマリーのバルブをなるべく閉じる為、赤丸の調整ネジでセカンダリーのバルブを多めに開く。
⑤セカンダリーは、ミクスチャーの調整が出来ない為、アイドルフィードリストリクションの混合比に依存してしまう。
⑥その為、アイドリングを濃く保とうとすると、トランジッションの作動範囲まで結果濃くなってしまう。
結局は、バルブを開き気味にしないとアイドリング出来ないというのが元凶!
まぁ、1番の元凶は、うんこカムですが。
んで、解決策として期待している最終兵器が、アメ車DIYの猛者トモヤンさんに教えていただいた、秘策がコレ♪
バルブのブレードに小さな穴が空いたやつです!
これによって、穴から空気を取り入れる事により、今よりバルブを閉じる事ができるようです!
かなり期待の逸品です♪
楽しみ〜
ホーリーが純正で出してるとこ見ると、
ホーリーは、エンジンチューニングを進めると、この問題が出てくるんでしょうかね〜。
あ、自分のは、サミットブランドのキャブですが、ホーリーのなんちゃらいう品番のキャブとほぼ同じ物で、作ってるのはホーリーのようです。
んーと、これから、
まずは、パワーバルブの番手を調整してから、アイドルフィードリストリクションを調整して、
さらに、この穴あきバルブに交換すれば、
だいたいキャブセッティングのベースが出るかな〜と考えて、甘い期待を抱いております笑
んで、データ採りがてら、コルベット セッティングの旅〜
今日は、いつものセッティングパークに止めてた1時間程の間に3人のご訪問がございました笑
なかなか一人で集中させてもらえません!
よっぽど隙だらけな顔してんのかな〜笑
いや、お話、嫌いじゃないので大丈夫ですっ笑
こちらは、みょーに詳しいカブに乗ったおじいさん♪
昔、好きだったのかもね(^。^)
記念撮影いただきました笑