フィットのリア牽引フック・オフセットツール・DIY・金属接着剤・金属加工に関するカスタム事例
2024年09月15日 08時54分
はじめまして。トシと申します。車歴は、以下の通りです。 三菱 ランサー1800GSR -> ランエボV -> 日産 キューブ -> ホンダ フィットハイブリッドRS(GP4) 【CVT -> 6MT/セミAT】 趣味は、DIYを含むカスタムやモータースポーツ、ドライブです。気軽なコメント&フォロー、大歓迎です。と言いつつ、自身も無言フォローで失礼させて頂くと思いますが、宜しくお願いします。
CTの皆さん、こんにちは。
今回は、『夏休みの自由工作』として作り始めたリア牽引フックのオフセットパーツです。事故修理でリアバンパーが変わって牽引フック設置場所を見直す必要が出てきました。具体的には、30mmだけ上側に移動させるための完全オリジナルパーツ製作です。
初期構想では、少量生産(ワンオフ可)も手掛ける金属加工業者に外注してみようと考えていました。このため取り敢えずの三面図を自分で描いて業者に見積依頼したところ、夏休みどころか納期がだいぶ先になってしまうとのこと。
待つのがあまり好きでは無い性格なので、『自分で加工しちゃえ』と言ういつもの悪いクセがでてきました。
素材として調達したのは、ホームセンターで手に入るステンレス製の丸棒(寸切りボルト)と長ナットです。
本来は溶接で対応する部分に関しては、強度的に溶接にも引け劣らないと噂の金属用接着剤を試しに使ってみることにしました。
だいぶ端折りますが、丸棒切断/金属接着剤固定/整形/サーフェイサー施工/上塗り塗装の流れです。
金属接着剤は二液式になっていて、商品付属の小さな容器で事前に混ぜ合わせます。すると徐々に粘性が出てきて接合部に塗るとスグ硬化を始めます。気温や湿度にもよりますが、24時間もあれば完全に硬化して接合部を接着できます。
余分な場所はヤスリやサンダーで削って後から少し整形する事も出来ます。ちなみに、この金属接着剤のニオイがかなり臭いので、閉所で作業を実施する場合には換気をお忘れなく!と言うのが注意点です。
リアバンパー外して、仮合わせした時の様子がこちらの画像です。バックパネルも黒で取付け部品も黒一色なので見づらいですが、牽引フック設置場所を無事上方にオフセットする配置になりました。
ここまでの作業が、「バージョン1」完成までのご紹介です。実は、接合部の強度に少し不安が有ったので、強度アップ版の「バージョン2」の作成に取り掛かって居ます。こちらは気が向いたら、また別途ご紹介しようかと思います。