マークIIのヘッドライト加工・プロジェクター加工・眼力アップに関するカスタム事例
2019年03月22日 01時34分
JZX100ツアラーV後期A/Tです。 改造は完成品を購入したり流用や純正品を自作加工してます。 主に車の整備記録(自分の車以外も含む)を上げてます。 目立つ物では純正ヘッドライトを自作加工してLoFogプロジェクター化しました。 町乗りエンジョイ仕様です。 いいねや興味を持ってくださる皆さんにとても感謝致しますm(_ _)m 質問などをは出来る限り回答しますが、マナー等の無い方からの質問等は、すみませんがお断りします。 ※全ての作業は「自己責任」で行ってください。
現在使用中のプロジェクターヘッドライトの加工の様子を紹介します。
以前の投稿では加工の一部のみでしたので、今回は最初から紹介します。
加工したヘッドライトは予備用として持っていたノーマルヘッドライトを使用しました。
まずは、レンズの取り外しからです。
画像の様に段ボールにヘッドライトを入れて、ドライヤーで加熱してシーリング剤を柔らかくさせます。
加熱後、マイナスドライバーを使い全周に渡って少しずつコジリながらレンズと本体を分離していきます。
一部だけをコジリ過ぎたりするとレンズが割れてしまうこともありますので、要注意です。
あと、シーリング剤は暖かい方が剥がれやすいので、時々ドライヤーで暖めならがやる方がいいですね。
そうすれば、ヘッドライトが画像の様に分解できます。
そして、画像の様に本体側の溝に残っているシーリングをマイナスでグリグリしながら除去します。
こちらでもドライヤーで時々暖めならがやります。
レンズ側のシーリングはカッターで剥がしました。勢い余ってレンズを傷つけない様に注意です。
次に、リフレクターを外します。
まずは、Fogのリフレクターを加工します。
とは言っても、使用するプロジェクターが2.5インチでこのヘッドライトには大きめでFogリフレクター内部に納めるのは厳しいので、画像の様にカットして光軸調整に必要な部分のみを使います。
次にLoのリフレクターを加工します。
プロジェクターを納める為に穴を拡張します。そして、プロジェクターはそれなりに重さがありそれを支える為に、木ネジ(ステンレス製)を画像の様にして取り付けます。
プロジェクターを納められる程度まで穴を拡張出来たら、プロジェクターを固定します。
固定に使用したのは、マフラー補修用の耐熱パテを使用しました。
パテがしっかりと乾燥したらヘッドライトに戻します。
そして、Fogのプロジェクターを取り付けます。
プロジェクター固定には、金属ステーを使用して固定しました。
プロジェクターのカバーがリフレクターに干渉してしまうので、一部をカットします。
プロジェクターを納めた後の全体の様子です。
Fogのリフレクターは撤去しているので、ヘッドライト本体の色(グレー色)が正面から見えてしまいます。なので、一部を耐熱ブラックにて塗装しました。
ちなみに、塗装はプロジェクターを取り付ける前にやっています。
インナーも耐熱ブラックにて塗装しました。
もちろん、レンズも耐水ペーパーとコンパウンドを使いしっかりと磨きました。
そして、シーリングを入れてインナーとレンズを付ければ完成です。
単体でライトを点灯させるとこの様な感じです。
ヘッドライトにアイラインを着け車両に取り付けて、光軸調整をすれば完了です。
完成するまでにはかなりの時間を費やしました。プロジェクター照射角度とHiビーム照射角度が合わなかったりで、2度もLoプロジェクターの固定をやり直したりもしました(^_^;)
Fogプロジェクターは金属ステーでの固定なので、少し力を加えれば角度調整出来ますので、そちらは問題ないです。
バーナーは形状が変わってしまうので新調しましたがバラストはそのまま使用しました。
同じ出力でもプロジェクターだと明るくなりますね。
ですが、プロジェクターを2個内蔵したのでヘッドライト自体が重くなります。
私はヘッドライトの分解とインナー塗装などは何度かやっていましたが、この様な加工は初でしたので完成出来たのはとても嬉しいです(^^)
使用したプロジェクターも2.5インチなので、存在感がいい感じです。
ただ、マークIIの3連ヘッドライトをプロジェクター加工するなら、2インチの物を使用する方が加工はしやすいかもしれませんね。
または、2.5インチなら2連ヘッドライトの方を使用するのもいいかもしれませんね。
いずれにしても、プロジェクター加工をするなら失敗の覚悟と費やす時間と根気が必要なのは確かです。