フェアレディZの旧車・レストア・オールペン・自家塗装・L型に関するカスタム事例
2022年04月07日 14時05分
こんどー@S30Zです。よろしくおながいします。 20歳の頃に買ったZ。今年で35年目っす! 日産旧車以外の車には疎くて話題について行けないので基本的にフォロー&フォローバックはS30 L型 日産旧車のいずれかに乗っている方とさせてください( ´ ▽ ` )ノ
左手のほうは小康状態で、抗生物質漬けで体調のほうも何となくイマイチな日々です。とはいえ重たい物が持てないだけで動けないわけではないので作業の方も再開しました。エンジンルームとコアサポートの補修塗装のほうはサフェまで済んでいるので、足付けのペーパー掛けが終わり次第、塗っちゃう予定です。
で、同時進行でフロントフェンダーの鈑金にも手を付けはじめました。左のフェンダーミラーの取り付け部周辺、以前から塗装が割れてパテが剥がれ掛けていたので鈑金は必須な感じでありました。
もともと、このZを買った時はドアミラーが後付けされていて、フロントフェンダーの穴は鈑金処理で塞がれていました。購入直後に自分でフェンダーに穴を開け直してフェンダーミラーに戻していたので鉄板を当てて塞いであるのは知っていましたが…。
ミラーベースが入る穴が二重になっているのが分かります?元々のフェンダーミラーの穴の内側の穴が開け直した穴。元々の穴も何故か大きくなっていたりするわけで。。
そして1ミリほどの厚さで盛ってあったパテを剥がしてみると、溶接されたパッチが出現しました。
数ミリ刻みでビッシリとスポット溶接の跡。まあ丁寧な仕事かなとは思いますが鉄板を重ねて貼っちゃうのはねぇ。。重ねて貼っちゃうと隙間から水が染みてサビを呼んじゃうから。。
重ね貼り鈑金がイマイチなのはサビ以外にも、重ねた鉄板の面を合わせるために周辺を叩いて凹ませてあるってこと。裏側から見ると、こんもりと膨らんでる。S30みたいに、なだらかな平面の場合はパネル張力が失われやすくなっちゃうかなって思います。大昔、メーター振り切って走るとフェンダーミラーが風圧で踊りだしちゃったのも、これが原因のひとつかもなと思いますた。
で、写真を拡大してみたら、やはりサビ穴が。。ミラーベースの穴からサビ穴に向かって鉄板にクラックも走ってるようです。
さて、どうやって料理しましょうか。少し大きめに切り取って突き合わせで溶接って感じかな。フェンダー上面で歪みが目立つ場所だし、Zのフェンダーは微妙な曲面なので腕の見せ所ですね。ミラーの位置や角度も重要ですね。あらかじめミラーベースの穴あけ加工とパネルの曲面を合わせた鉄板を作ってからフェンダーに位置をトレースして切る感じで行こうかな。左側はインナーの鈑金もしたのでチリ合わせをしながらの鈑金になりそうだなぁ。がんばろっと。