スカイラインのホイールリフレッシュに関するカスタム事例
2024年12月29日 17時04分
1979 NISSAN SKYLINE 2000GT 当時したかった仕様を合法的に目指します。 オリジナルにこだわりはありませんが、出来るだけ当時の物を大事にしていきたいと思います。 タイヤ&ホイール ◎ワークエクイップ03 ◎mk-1 ◎弥生(再販) ◎ロンシャン ◎スターシャーク ◎ホシノインパル ◎VOLK RACING メッシュ ◎ADVAN A3A ◎ワタナベエイトスポーク タイプA ◎日産純正アルミホイール
鉄製ピアスボルトは良く錆びる。
そして錆が酷くなり無理に緩めようとすれば簡単に折れる傾向が強い。
スリーピース溶接ホイールのピアスボルトは飾りであり、ボルト自体の強度は弱い。
そんな時はピアスボルトを取り外してリフレッシしよう。
究極の貧乏チューンであるwww
サビはサンポールに漬けてサビ落とし。
長時間反応させると鉄が溶けてなくなるので、反応きているボルトを見ながら時間調整したほうが良いね。
反応すると泡が出てくるので容器は大きめのほうがいいだろう。
反応が進むとサンポール自体の緑色が薄くなる。
錆が落ちて本来の鉄の色に戻ってくる。
感覚的には一皮むけるよな感じ、鉄が溶けてボルト自体細くなってるのだろう。
反応が終わると緑が薄くなり泡が出なくなる。
酸性のサンポールから取り出したボルトを水で洗い、今度はアルカリ洗剤マジックリンに漬けて中和させ還元反応を止める。
十分撹拌させた後水洗いして乾燥。
鉄製ボルトの表面には酸化反応を防止するものが全くなくなったので、大気中の水分で急激に錆びてくる。
速攻でエンドックスを塗布し脱酸素化させ錆を黒錆転換処理をする。
サビサビのピアスボルトものサビはコレで落ちて綺麗になる。
ただし、ボルト自体の鉄が減ってるので強度は落ちルト思われる。
強度が求められるボルトは交換一択であろう。
凄いよな、スピードスターの刻印があるボルトだ。
コストかけていた時代だろうな。
SSRのホイールは今でも専用ボルトを使っているのだろうか。
全体をエンドックスによる黒錆転換処理にて脱酸素化、その上から缶スプレーで化粧直し。
ネジ部およびボルト頭はあえて塗装をしていない。
ボルトに塗装すると塗装分ネジ山が太くなり、ねじ込むとき汚くなる。
ナットから飛び出る部分をシルバーにするために10ミリ程度はネジ部も塗装。
ボルト頭はホイール内側であるため見た目の問題となるだけであり、また錆が発生し問題となればタイヤ交換時にでもエンドックスを塗ればリカバリー出来る。
このメッキ調スプレー、塗装後短期での見た目は銀粉がギラギラしていい感じだが、長期見た目の維持は期待できない。
特にクリアで閉じちゃったら単に銀色となるので、1年毎に筆塗りしてあげれば元通り。
電飾を考えなければステンレスボルト・ナットに交換がまたは一番キレイだろう。
だかステンレスボルト・ナットセットも結構なコストになるからね。
特に15インチだとボルト・ナットセットが48個も必要だもんね。
余ってるメッキ調スプレー塗ればほぼタダ同然でリカバリーが可能だ。
A3Aのピアスボルトも同様にリフレッシュ。
つや消し黒の缶スプレーで化粧直し。
ボルグはディスクそのままピアスボルトごと塗装。
ボルト・ナットが折れそうなぐらい腐食していたので、リバレルしないでそのままマスキングしてディスク塗装。
ディスクとボルトの色塗り分けはなし。
スターシャークも同様にメッキ調スプレー仕様のピアスボルト。
黒錆転換剤はほぼエンドックスを使っている。
水性であり使いやすく、塗り始めは青くなるが、乾燥後は真っ黒なビニールを1枚コートしたような仕上がりになるのだ。
雨水や飛び石で塗膜がはがれればそのまま上から二度塗り可能。
水分と酸素を遮断することで錆びの発生を防止してくれる優れもの。
私の場合、錆びて欲しくない金属は全て(モノコックや鉄製バンパー裏面、錆びが発生した部分に塗布)このエンドックスによるコートを行い錆び予防している。
ジャパンを維持する上で欠かせないケミカルである。