190シリーズのブローバイ関連ホース清掃・スロットルバルブ清掃・サージタンクに大量の汚れ・オーツーセンサー点検清掃・観光バスのドリンクホルダー?に関するカスタム事例
2022年08月07日 17時58分
こんにちは
いつもたくさんの👍ありがとうございます。
お盆休みの前に気になっていた整備を行いました。
ブローバイガスの清掃です。ブローバイホースなど関連部材を取り外して清掃しスッキリしました!
某スカイアクティブDの煤の動画を見てしまい自車の状況を確認したくなってしまったのが始まりです!
エアクリーナーボックスを外してKEジェトロ特有のエアフラップを押し下げます。
専用のSSTで金属面に傷がつかないように作業します。
奥の方に小さく円形のスロットルバルブが見えます。この部分とその奥のサージタンクの清掃を行います。
スロットルバルブの清掃にはKEジェトロ本体を外す事なく作業が可能です。
エンジンコンディショナーとパーツクリーナーです。ノズルの先端にホームセンターで入手した
ビニールホースを延長してピンポイントでの噴霧とします。
エンジンコンディショナーを噴霧し暫く放置して、パーツクリーナーで濯ぎます。
スロットルバルブをオープンにして専用のウエス(タオル)をスロットルバルブの奥まで押し込みます。
スロットルバルブの下面はサージタンクになっています。
汚い写真ですみません
4回ほど繰り返して作業しスロットルバルブの周囲とサージタンクの底に溜まっている
ブローバイガスに由来する煤汚れを取り出しました。なかなかの汚れ具合でした。
インテーク側の接続ホース類です。
取り外して内部を清掃します。それほど汚れていませんでした
エンジン本体からメインのブローバイ取り出しホースです。
ここも接続を外してパーツクリーナーで洗浄します。このホースはエアクリーナーボックスに接続されています。
取り外したホース類を戻していきます。
ブローバイホースはインジェクターやアイドルエアバルブなどに接続されています。
年数が経過しているゴムホースは硬くなっていますから冬場の作業は注意が必要です。
一部を除きホース類も部品供給されています。
エアクリーナーボックスを元に戻してエンジンルーム内の作業が終了しました。
次の作業です。
オーツーセンサーの取り外しと清掃を行います。
この時代から触媒の前側にオーツーセンサーが付くようになっています。
現在のお車は触媒の前後に各1箇所の合計2箇所が一般的でしょうか?V型エンジンですと2倍の4箇所
センサー不良の時には苦労しそうです。
取り外したオーツーセンサーです。配線は、3極ヒーター電源とアース、それとシグナル
センサー先端部は煤で真っ黒でした。コンディショナーの漬け置きとパーツクリーナーの濯ぎ洗いでキレイにします。
オーツーセンサーの洗浄後です。
センサーカバーはステンレス製でした。ピカールで磨いてみました。
ネジ部にスレッドコンパウンドとしてリジカラの付属グリスを使いました。
オーツーセンサーのコネクターです。
助手席の足元に引き出し口が有ります。コネクターに接点復帰を綿棒で塗りました。
オマケの画像です。助手席の足元にドリンクホルダーを取り付けています。
W463のオプションパーツです。190Eはドリンクホルダーの取り付けに悩んでしまいます。
一般的なルーバー取り付けタイプは車両のルーバー側形状と強度の問題から取り付ける事難しい状況です。
観光バスのドリンクホルダーのように使用時に起こして使います。
センターコンソールに穴あけせず内側に専用のスティを取り付けて固定してみました。
ドリンク1本でしたらこの方法も有りかと思います。
最後にオーツーセンサーのフィードバック電圧を測定ます。
測定端子をコネクターに接続してエンジンスタート、冷間時は暫くの間一定電圧を示します。
オーツーセンサーのヒーターが機能して測定可能温度に達すると表示電圧が上下します。
この表示電圧はKEジェトロを使用している車種やエンジンの仕様により中心電圧がおおおよそですが決まっています。
この車両の場合は中心電圧6.5〜6.8V程度を目安として調整します。
調整用のアジャストスクリューに3ミリの六角レンチを用いて調整します。
今回は少しですが低めの調整しました。走行条件等により再調整が必要です。
お付き合いいただきありがとうございました。
皆様のお車もブローバイガスや煤汚れ(特に直噴のお車)注意して楽しいカーライフをお過ごしください♪