フィットのリアフォグ・保安基準適合・86・DIY・動画に関するカスタム事例
2021年04月11日 00時51分
はじめまして。トシと申します。車歴は、以下の通りです。 三菱 ランサー1800GSR -> ランエボV -> 日産 キューブ -> ホンダ フィットハイブリッドRS(GP4) 【CVT -> 6MT/セミAT】 趣味は、DIYを含むカスタムやモータースポーツ、ドライブです。気軽なコメント&フォロー、大歓迎です。と言いつつ、自身も無言フォローで失礼させて頂くと思いますが、宜しくお願いします。
リアフォグ(後部霧灯)の点灯条件を保安基準適合(車検対応)させる為の回路を設置したので、その動作確認の動画です。
こだわって導入した86形状の「後退灯」と「後部霧灯」が数年越しで満を持しての本格稼働となります。
点灯させるだけなら本当に簡単なのですが、下記の保安基準④⑤⑥をクリアするにはチョッと面倒な対応が必要です。通常のリレーでも惜しい所まで行きますが、完全にクリアするには「フリップフロップリレー」と「モーメンタリースイッチ」(簡単に言えば、押している間だけ通電する普通の押ボタンスイッチのこと)を使うのが近道です。
ちなみにフリップフロップリレーは、既に廃盤になっているエーモン製です。別件で利用しようと何年も前に調達していたモノですが、やっと日の目をみる事ができました。
ちなみにエーモン製品が手に入らないのか!と嘆く必要は無く、個人事業主っぽい方が同等品をネット販売しているので代用も可能ですヨ。
【保安基準 第37条の2 「後部霧灯」】
①後部霧灯の照射光線は、他の交通を妨げないものであること
②後部霧灯の灯光の色は、赤色であること
③後部霧灯の数は、2個以下であること
④後部霧灯は、前照灯又は前部霧灯が点灯している場合にのみ点灯できる構造であり、かつ、前照灯又は前部霧灯のいずれかが点灯している場合においても消灯できる構造であること
⑤原動機を停止し、かつ、運転者席の扉を開放した場合に、後部霧灯の点灯操作装置が点灯位置にあるときは、その旨を運転者席の運転者に音により警報すること
⑥前照灯又は前部霧灯を消灯した場合にあっても点灯しているときは、尾灯は点灯しており、かつ、尾灯を消灯した後、前照灯又は前部霧灯を点灯した場合には、再度、後部霧灯の点灯操作を行うまで消灯していること
ただ、スイッチは安物を調達したのでモーメンタリーではなく、ボタンのON/OFF状態を保持してしまう「オルタネート型のスイッチ」でした。ネットショッピングで『車検対応』と表示されている類似品は、たったボタン一つなのに4,000円近くしてしまう状況です。さすがに『それは足元みすぎだろ~!』と言うことで、安物を買って改造する事にしました。
部品同士を固定している部分を押し広げると、比較的簡単にスイッチはバラバラになり、電子基板がむき出しになります。もう後戻りは出来ないと、覚悟する瞬間です。(^^;)))
赤丸印の部分がロックさせる構造になっているので、その部分をニッパーで切断してモーメンタリー化しました。たったこれだけの作業で数千円分の支出を抑えることが出来ました!! これは間違いなく自己満の世界ですが、オトク、オトク...。(^^)v
引き続いてボタンの設置です。各種モード切替ボタンが納められたパネルを加工します。
ドリルで大まかに穴明けした後に、スイッチに合わせて設置穴を整形していって設置、固定します。
こちらは、完全に設置する前の機能確認の様子です。
スイッチパネルを車に設置して、無事にリアフォグを大手を降って使えるようになりました。(^^;
最後に別メーカー/別車種向けの商品なのですが、86形状のリアフォグってセンス良くてカッコいいですよね。トヨタの純正部品では有りませんが、同一形状の社外LEDパーツを見つけて装着したモノです。ようやく合法状態での利用が成就しました!