タカさんが投稿したE88・ヘッド組付・ボルト穴修理・バルブ擦り合わせに関するカスタム事例

腰下が出来たので、ヘッドを組付ます。
茹で上げて綺麗にしたヘッド
バルブのカーボン落としをしたので擦り合わせをします。

バルブコンパウンドを付けて擦り合わせします。

タコ棒でスリスリします。

カーボン落としとバルブの馴染みの為にスリスリします
本来はシートカットした方が、絶対良いです
格安の為〜です。
でも、当たりは悪くないです

バルブの擦り合わせが終わったので、バルブのステム長を測る為バルブを差します。
このヘッド少し変わってます
E88なのにＮ４２の様な燃焼室
バルブサイズもＮ42
しかもポートにインジェクターの穴がある
でもこの辺のヘッドは、色々有るのでなんとも言えないです

ステム長を測ります
ノーマルの長さです
バルブスプリングのセットの為ステムの長さが大事です
インナースプリングは、ステムシールを付ける前に入れておかないといけません
ですからステム長で決めて組付ます。

インナースプリングシートを組付ます。

ステムシールを組付ます

バルブを差込ます
組付ペーストを塗りたくってね

バルブを差込んだ状態で下に向けてもバルブが落ちなければOKです

亀ちゃんの９０００回転かな〜？
赤ペイントです
ペイントが無くなってる物も有るので良く見て組付ます（上下が有るので）

バルブを組付ました、、、
アレ⁉️

アウタースプリングシートをつけ忘れました〜
もう一度バラして、シートを組付ます^_^

ちゃんと全部付けました^_^

組み直しました

面研量が多いので、カムホルダースペーサーを入れます

なんとカムホルダーのネジ穴が、イカれてます
古いヘッドなので良くネジ穴抜けます

バルブをバラしたく無いので、しっかり養生します

リコイルのタップを建てます

建直しましたので、パーツクリーナーとエアーで切り粉を掃除して養生を剥がします。

コイツが「リコイル」です
外径が大きくなるので穴の修理が出来ます（内径は、8mm）

回しながらセットしていきます

最後に引っ掛けるピンを折ります
コレでネジ穴修理は終わりです
カムホルダーを着けて、ヘッドは完成
次回はドッキングです