カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・9段階評価・インプレッサWRXSTIに関するカスタム事例
2025年03月13日 16時32分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント 購入検討している方の参考になればと思います ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ第334弾
スバル インプレッサWRX STI(3代目 GVF型)
続いて3代目のインプレッサWRX STIに乗りました。ハッチバックと途中追加されたセダンの2種類がありましたけど、今回の車両はセダンになります。
GVFインプレッサWRX STIとは?
『5ドアハッチバックスタイルに、4ドアセダンモデルを追加した、スバルインプレッサ(IMPREZA)。インプレッサWRXシリーズは、2Lターボ(6速MT:308馬力)搭載「WRX STI」、それをベースにした専用の2.5L 水平対向4気筒ターボエンジン(5速AT:300馬力)を搭載する「WRX STI A-Line」をラインアップする。新たに追加設定する「WRX STI」/「WRX STI A-Line」の4ドアモデルは、ロードスポーツとしての性能を追求し、優れた空力性能を持ちあわせたモデルとなっており、空力特性を考慮した専用の大型リヤスポイラーなどを装備する。また、既存の5ドア「WRX STI」/「WRX STI A-Line」の改良も行われ、黒基調フロントグリルをはじめとする新フロントデザインの採用、インパネ、ドアトリム、ステアリングの加飾部の色をダークキャストメタリックとするなどインテリアの質感向上、新色「プラズマブルー・シリカ」の採用など、内外装の変更を実施した。また、フロントサスペンションのアルミ鍛造製ロアアームを新たに設計し、アームリヤ側のブッシュをピロボールタイプへ変更。前後コイルスプリングおよびスタビライザーの仕様を変更するなどを行なった。レギュラーモデルは、水平対向の1.5L DOHCエンジン(110馬力)、2L SOHCエンジン(140馬力)、2Lターボエンジン(プレミアムガソリン仕様:250馬力)の3ユニットを用意。ラインアップは、ベーシックな「1.5i」に加えて、装備を充実させた「1.5i-L」、専用フロント&リアバンパーなどを装備する「1.5i-S」、2L NAモデルに「2.0i」、スポーティモデルの「2.0i-S」、2Lターボの「2.0GT」。』
(goo-netより引用)
今回の車両は2.5リッターエンジン搭載のA-Lineになります。平成23年3月登録車になります。新車価格は315万円です。
外観
まず、WRX STIのグレード構成ですが、
・ベースグレード
・A-Line
分けて2つです。ベースグレードは6MTのみの設定で、2.0リッターのターボエンジン搭載、価格も373万円と高いです。一方でA-Lineは2.5リッター車で、価格はこちらの方が安いです。では外観を。フロントは、インプレッサをベースにスポーティーな外観に変わっています。グリルは黒っぽい塗装になります。ヘッドライトも、グリルのデザインに合った物で、デザインは良いですね。サイドは、ドアノブの高さにキャラクターラインがあり、サイドのデザインも良いですね。リアは、WRX STIだと大型のリアスポイラーが付きます。シルバー装飾も入ったりと、見た目も良いです。リアフォグもありますが、私は正直要らないと思いますね。まとめると、私個人的には、フロントは良いのですが、リアが少し尻上がりな印象があり、あまりこの型のセダンは好みではないですね。これは、ベースとなったインプレッサアネシスだと、余計に感じます。
内装
ドア側は質感そこまで高くないです。基本的にハードプラで、肘置きはソフトパッドです。ドアハンドルはメッキ装飾されます。インパネは、正直言って質感悪いと思います。ハードプラのみで、柔らかいプラ素材やソフトパッドは使われていません。年数経過したらベタつかないというメリットはありますけど、このインパネの質感はガッカリしてしまいます。シフト周辺等、一部にシルバーパネルを使って良くしようとはしていますが・・・。ハンドルは革巻きですね。室内照明は豆球です。シートは、スポーツセダンらしく固めです。シートの手触りは良いですね。シートだけ見れば質感は高いです。シフトはゲート式です。パーキングブレーキはハンド式。エアコンはダイヤル式で、節度感は良いです。ただ、少し無骨過ぎる気はします。ペダルレイアウトは良く、足をパンと出すとしっかりブレーキを踏めます。助手席は、27cm〜平手が入らない程と、広いですね。ボディ剛性は高いです。ここは良いと思います。後席のシートも固いです。身長177cmの私で、頭上空間が拳1.5個、足元空間が7cmと広くはありません。角度調整はできないです。
ペダルレイアウトは良いです。給油口はレバー式になります。
シートです。STIのロゴが入ります。
シフト周辺です。質感萎えます。
車幅はボンネットが少し見え、比較的掴めます。車幅1795mmなので、そこまで苦労はしないと思います。ワイパーは比較的隠れてはいます。
メーターは質感高いので良いと思います。
グローブボックスは容量問題ないと思います。
アームレスト内です。アクセサリーソケットが備わります。
後席中央にカップホルダーが備わります。
荷室
大体ですが幅150cm、奥行き94cm、高さ51cmになります。14cm段差がありますので、物の出し入れはしにくい印象です。
ちゃんとトランクスルーします。ここは先代型から進化していますね。奥行き181cmになります。段差はありますが、車中泊も行けそうです。
前席と後席は繋がりません。
ヘッドライトを点灯させました。HIDになります。ハイビームはハロゲンです。ただし、オートライト機能は備わりません。テールランプは豆球です。LEDにしてほしかったですね。
タイヤ
18インチのアルミホイールです。ここの質感は高いです。タイヤはナンカンのCORSAFAです。聞き慣れないメーカーですが、台湾のメーカーです。2019年製のタイヤみたいですね。
搭載エンジン
EJ25型の300馬力、5ATになります。アクセルは普通で、ブレーキはやや効きが甘い気がします。ただ、減点レベルまでは行かないですね。ブレーキタッチは普通かなと。加速性能は、300馬力あるので必要十分以上です。先代型も十分でしたが、この車のパワーは凄いですね。加速の反応は早く、2テンポ遅れてターボが働く印象です。静粛性は無いですね。スポーツセダンなのでこれで構わないです。ロードノイズはそこまで目立たなかった気がします。dBは70前後です。停車時は、そこまで振動は来なかった気がします。dBは60前後です。ハンドルは重く、だるさもあります。もう少し軽くしても良いかと。サスペンションは、かなり硬いです。街中では乗員にまで衝撃が来るので、乗り心地は悪いですね。リアからの突き上げも感じますね。直進安定性はそこまで良くはないです。若干ですがステアリングのセンターがズレているような感覚がありました。気のせいかもしれませんが・・・。高速道路も、正直足が硬く、この車はただ足が硬いだけという印象が強いです。2代目のWRX STIや、WRX S4もでしたが、もう少しソフトにしてほしかったです。この車が本領発揮するのはサーキットかなと思ってしまうような乗り心地です。ある程度の速度で2200回転、dBは71前後でした。で、モードがIモード、Sモード、S♯の3種類あります。Iモードはパワーが抑えられるので、私個人的にはそこまで楽しさはないです。この点は、Sモードでちょうど良くなるので、普段乗るならSモードで乗るのが良いかと。S♯だと、パワーが少し上がる感じがあるかなと思いましたが、すごく印象が変わるわけではなかったです。最後にランエボXとの比較を。ランエボXは、高速道路の乗り心地の安定性が高く、スポーツセダンにしては乗り心地良かったです。質感もランエボXの方が高いかと。一方、このインプレッサWRX STIの利点はトランクスルーができること。また、こちらの方がパワーがあります。私は両方乗った上でどちらが良いのか?と言われたら、ランエボXです。では、まとめましょう。
まとめ
良いところ
・ダイヤル式エアコン 節度感⭕️
・ペダルレイアウト⭕️
・トランクスルーができるのは素晴らしい。
・加速力は素晴らしい。+0.5点
悪いところ
・インパネの質感は低すぎ。-0.5点
・硬すぎる乗り心地。-0.5点
評価:4.5点 惜しいです。あと少し。
車自体の出来は良いと思います。ランエボXより優れた加速力、トランクスルーができること、ここは良いですね。ただし、内装の質感は特にインパネが低いです。また、サスペンションはただ硬い印象があるだけ。乗り心地もランエボXと比較して悪いです。なので私からの評価は4.5点です。2代目と比較したら良くなった箇所もありますが、あまり売れなかったのか、2代目と比べてこの型のWRX STIセダンは見なくなった気はします。気のせいかもしれませんが・・・。