マークIIの社外ATFクーラー・ATF油温計・色々と流用してますに関するカスタム事例
2019年09月05日 20時22分
JZX100ツアラーV後期A/Tです。 改造は完成品を購入したり流用や純正品を自作加工してます。 主に車の整備記録(自分の車以外も含む)を上げてます。 目立つ物では純正ヘッドライトを自作加工してLoFogプロジェクター化しました。 町乗りエンジョイ仕様です。 いいねや興味を持ってくださる皆さんにとても感謝致しますm(_ _)m 質問などをは出来る限り回答しますが、マナー等の無い方からの質問等は、すみませんがお断りします。 ※全ての作業は「自己責任」で行ってください。
先日、ATFの油温センサーの取り付けをやり直したついでに、社外流用のATFクーラーを紹介します。
純正インタークーラーのあったスペースにちょっと強引な感じの取り付け方法で、ATFクーラーを取り付けてます。
物としては、アリスト2JターボA/T用のHKSのATFクーラーを使ってます。
画像は下側から覗いた感じです。
クーラーコアがアリストだとスペースがもう少し広いので横向きにスッキリ収まりますが、マークIIだとスペースが少し狭いので何とも言いにくい向きで頑張って収めたので、この様な感じの向きになってしまってます(^_^;)
クーラーコアのフィンの詰りを防ぐために、自作でステンレス製金網ネットを付けてます。
こちらの画像はATFクーラーへの配管(メッシュホース)の様子です。
一部保護材が付いてしまってますが、赤○の部分にATF用の油温センサー取り付けジョイント(青い物)が2つ付けてます。
センサー取り付けジョイントは車用の物ではサイズが無いため、バイク用の水温センサー取り付けジョイント(14Φ)を使用しました。
2つ付けた理由は、車内で見れる油温計用と、ATFクーラーに追加で取り付けてある電動ファンのサーモ回路用の分も必要な為です。
以前は、内径の狭いセンサー取り付けジョイントを1つだけ付けて車内で見れるようにしていて、サーモ回路用のセンサーはクーラーコアのフィンの間に差し込んで大体の温度で電動ファンを作動させてました。
ですが、やはりキチンとした油温をサーモ回路側にも入れたかったので、今回この部分をやり直しました。
以前から付けていたジョイントの内径ももう少し太くしたかったので、2つ分を新しく取り付けました。
マークIIの純正ATFクーラーはラジエーターのロアタンク内に付いていて、A/Tミッションからの吐出側の配管(金属)はラジエーターの左側(助手席側)の方まであります。
なので、自己流で金属配管をカットして少し短縮して、画像の様にメッシュホースをエンジン下部の右側(運転席側)で繋げるようにしてます。
※注意※
作業自体はスロープを使って上げれば十分に出来たのですが、撮影がしにくかったのでパンタ油圧式ジャッキで少し上げて撮影のみしてます。
ラック(馬)を使わずにパンタなどのみで車を上げていると安定性が弱いので、状況次第で車が落ちる場合があります。
車体の下に潜って作業する時は必ずラックを使って車体をしっかりと支えないと大変危険です!
右ヘッドライトを外すとこの様にATFクーラーが見えます。
取り付け位置的に、走行中は風が通るのですが停車時は風がほぼ通らないので、汎用電動ファンをコアの後ろ側に付けてます。ファンはもちろんプル(引き込み)タイプです。
今までは、電動ファンのサーモ回路用の温度計をコアに差し込んでちょっと曖昧な温度での作動をさせてましたが、これからは油温をしっかりと入力させての作動が出来るので、前よりもATF油温の安定が出来そうです。
メッシュホースの繋ぎ直しや加工などをしたので、当然ですがATFが少し出てしまいます。
以前にこのATFクーラーを取り付けた時に購入した純正ATFオイル(4L缶)がまだ残っているので、今回の作業後に流出して不足した分の補充しました。
こちらが運転席メーター周辺に設置してある小型デジタルの温度計です。
分かる方もいると思いますが、バイク用の物らしいです。
インパネには他の社外メーターがあるので、小型で見やすいものを探してこちらになりました。
純正メーターの水温がボヤけながら見えてるので分かると思いますが、エンジン始動後すぐなので油温は低いです。
問題なく作動していてとても見やすくて、そして小型でとてもいい物だと思います(^^)
ただバイク用の為、配線が短いので延長加工は必要になります。