レンジローバーのDIYアーシングに関するカスタム事例
2022年06月26日 21時44分
1987年式クラシックレンジローバーに乗っています。(model yearはDA) 中古並行物、3.5LガソリンV8 EFI、LT77 5速マニュアル、手動センターデフロック可能なLT230Tトランスファー。 ボディカラーは、元色はカスピアンブルー。2021年秋にセルフオールペンして艶消しベージュへ。 布シートでパワーシートなし、サンルーフなし、ABSなしの無い無い尽くしのシンプルな仕様。 2023年にフルコン化しました。 他にジムニーSJ30 とJB23 も持ってます。
クラシックレンジ、アース強化。
やろうやろうと思っていて後回しになっていた、アーシングを一部やってみました。
アーシングにはいろいろな説があり、バッテリーのマイナス端子に全てのアースケーブルを繋ぐ事例が多いですが、ネットでアーシング理論を自分なりに勉強した結果、エンジンが掛かっている時はオルタネーターのマイナス (オルタのボディ)が最も電位が低いのではないかという結論に。
(エンジン掛かっている時は車両の電装系へはオルタから供給してますし、オルタからバッテリーへも充電しているので)
よって写真のようにオルタの固定ボルト(オルタ下)から各部へ、アーシングケーブルを引き回しました。
(今後、追加で配線する時は、オルタのボディへ接続します)
使用したケーブルはモノタロウで購入した黒の8スケ(1m¥300)。
コストパフォーマンスで選びました。
(マイナス線なので色は黒としました)
端子は自分で圧着。
オルタからのアースケーブルの一本は、フレームのアースポイント(ラジエターロアホース後ろ)へ。
アースポイントの表面はペーパーヤスリで地金が出るまで磨く!
地金が出ました。
元々付いているアース線の端子表面も磨きます。
地味な作業です。
ワッシャーやナットも磨きます。
指紋が無くなります🤣
元々のアース線(太い線)に今回のアーシングケーブルを追加します。
(一本はオルタからのケーブル、もう一本はボディアースへ)
バッテリー後ろのフロントフェンダー上のボディアース部。
フレームからのアーシングケーブルをここに繋ぎました。
ここにはヘッドライトのマイナス線が来ています。(ちょっと細い線)
一番太い線はフレームからバッテリーマイナスまでの純正派アース線。
今回さらに一筆書きでバッテリーマイナスへ。
バッテリーマイナス端子へ。
私はキルターミナル(緑)を付けています。
ちなみに、バッテリーの端子もアーシングケーブルを繋ぐところはヤスリで地金を出します。
オルタからのもう一本はイグニッションコイルの固定ボルトへ。 ここには元から付いているエンジンブロックからのアースケーブルや、左ヘッドライトのマイナス線が繋がっています。
以前移設したイグナイターのマイナス線もここに繋がっていますので、今回のアーシングケーブルを繋いで強化しました。
本当はもう少し他のところにも繋ぎたかったのですが、時間の関係で今日はここまで。
今後、左右シリンダーヘッドやインマニ、エアフロ、ボンネットにもつなぎたいですね。
アーシング後、いつもの道でテストドライブしてみました。
プラシーボかもしれませんが、セルモーターの回転が速くなりました。また、エンジンの低速トルクが若干増えてクラッチミートが楽になりました。
レスポンスも少し良くなった気がします。
試運転が楽しくて、つい遠回りしてしまいました。