フェアレディZのレストア・旧車・自家塗装に関するカスタム事例
2019年05月14日 01時05分
こんどー@S30Zです。よろしくおながいします。 20歳の頃に買ったZ。今年で35年目っす! 日産旧車以外の車には疎くて話題について行けないので基本的にフォロー&フォローバックはS30 L型 日産旧車のいずれかに乗っている方とさせてください( ´ ▽ ` )ノ
GW中は大家さんの板金塗装屋さんが休みなのと、ご近所さんの目もあるのでレストアの方はお休みしてました。。とはいえ連休とは縁もなく、いつも通りな感じだったので手が空いた時は家の工房でホイール塗ったりしてました。
そんなわけで連休も明けたので作業再開!今回のレストアの最大の目的であるルーフのサビ取り剥離塗装に着手します(^^)
前にも書きましたが、ボディカバーで蒸らしてしまいブリスター(水ぶくれ)だらけになってしまったパネルのサビを徹底除去します。
塗装を剥がすと一面サビだらけでした。ベベルで研磨してサビを落として行きますが、それほど深くない表面だけのサビですが一面だと、それなりに手強いです。
旧車で鉄板が厚いとはいえ、せいぜい0.8mmとかそんなもんな鉄板なので、手加減して研磨しないと、どんどん薄くなっちゃいます。しかも部分的にサビの深いところは重点的に削るので摩擦熱で歪んで簡単に鉄板が凹んでしまいます。95〜98%程度にはサビを落としましたが、微小な点サビは幾つか残ったかも。。目についたところは極小ダイヤモンド砥石とリューターで拾ったけど、ローガンでメガネかけてもよく見えないし、あとはエスコ大明神様にお願いするしかないねぇ〜。
一見、鉄の塊みたいに見える自動車ですが実体は薄い鉄板を繋ぎ合わせたブリキ細工なのでサビの放置はホントにヤバイです。すぐに穴だらけになります。個人的にはサビの処理は研磨して完全除去するのが当然ですがベストだと思ってます。サビ置換剤は昔何度かAE86の腐ったリアフェンダーの補修で使ったことありますが、なかなかサビの根元まで浸透しきれず、すぐにサビが出て塗装が盛り上がってきてしまいあまり信用できる物ではありませんでした。まあエスコにしろPOR15にしろ出来る限りのサビを落としてからの塗布が効果的なのかなぁと。
前から気になってたAピラーの付け根のクラック。剥いてみたらやっぱり半田づけの部分でした。半田クラックかなぁとも思うけど半田をペーパーで削り落としてからMig溶接のが安心かもねぇ〜
とりあえず塗装の剥離とサビ落としは完了!左半分はサビが多くてベベルでしっかりサビ落としをしたので鉄板が摩擦熱で歪んで波打ってしまいました。元々、中間パテが広範囲に入ってたので、前回の剥離全塗装の時から歪みは有ったのかもね。
んでシリコンオフで入念に脱脂してから、エスコ一回目!まだまだ吹きムラがあります。少し乾かしてから数回に分けて重ね塗りしていきます。
まだまだムラムラ!
とりあえずエスコ塗りあがった!普通の板金では鉄板に直接パテを塗りますが今回はサビ止めが目的なのでエスコの上から中間パテを入れる予定なのです。
で、リアゲートのサビを落としは第二段階へ!裏側からウェザーストリップを切ってガラスを外します。耳を全部切らずに数カ所残して簡単に仮止め状態に戻せるようにしました。
無事にリアガラスは外れましたが、やはり茶色い物が。。
やっぱりサビてた〜〜(´Д` )
こちら側もサビとる。。サビ取りサビ止めと同時に鉄板の合わせ目は、しっかり防水加工しなきゃなと。。
んで、ずいぶん前に買っておいたコイツの出番です!ルーフのサビは進行を遅らせるためにノックスドールでベタベタにしてあったから新しいカバー使えなかったんだよね。
これでリアガラスからの雨漏りも心配しなくて良くなるね(^^)