カプチーノのワンオフ・ワンオフエアロに関するカスタム事例
2022年06月06日 21時37分
静岡県西部で、なにか作ってたりします。 基本フォロバしますので、気軽にフォローしてって下さいませ。 当方身体障害者で大きい施設では車椅子でないと移動出来ません。車椅子マークの駐車場を利用している画像も出てきますがご理解いただけたらと思います。
カプチーノ純正バンパー用下の板製作の続き。
裏からの補強はFRPで行うので、その準備を。
今回は一度カットしたものを繋げるわけですが、下方向に力がかかる部分なので、引っ張り強度を高く出来るようにガラスクロスを使います。繊維が長く繋がってるので。
あと、すでに硬化しているFRPに対して食い付きが良くなるように、サーフィスマットも準備します。
硬化したFRPに、まずサーフィスマットを貼ってあげることで、その後に貼るガラスマットやガラスクロスが食い付き安くなります。
まあ、サーフィスマットは正直無くても多分問題ないです。少しでも確実にってことで使ってます。
最終準備。
まず、FRP貼る面をペーパーでこすってチクチクした出っ張りを落としておきます。これをやらないと貼ったFRPが浮いてしまいます。
が、この作業は先日処理済み。
で、FRPで自分が使っている樹脂は「ノンパラ」と呼ばれるもの。
ノン・パラフィン、パラフィンが入っていない樹脂で、硬化後も若干ペタペタします。
作業に入る直前、FRP貼る辺りにハケでアセトンを塗っておきます。
これによりペタペタが復活、食い付きが良くなるわけです。
インパラ、パラフィンの入った樹脂で出来たFRP、一般的FRP製品は大抵これですが、この場合はFRP貼る面をペーパーでしっかり傷つける、またはサーフィスマットを使うなど、食い付きを良くする処理が必要になります。
ワンオフするならノンパラを使いましょう。
で、まずは隙間埋め。
樹脂に一般的には石の粉やガラスの粉を混ぜて、どろどろさせます。
自分はFRPやパテ削った粉なんかをリサイクルしてます。
そのどろどろを隙間に詰めて?流して?
こんな感じ。
そのどろどろが硬化する前に、準備しておいたサーフィスマットをこんな感じに置いていって・・・
普通の樹脂に切り替えて、サーフィスマットを貼っていって・・・
さらにガラスクロスを貼っていって・・・
画像は埋めた所に横に貼ってますが、このあと縦にも貼って補強になるようにしてます。
ということで貼り終わりました。
これだけしっかり貼れば大丈夫でしょう。
作業はここまで。
完全硬化まで放置します。