1シリーズ クーペのN54・DIY・Tuner Pro・DMEチューン・ブーストアップに関するカスタム事例
2025年01月14日 22時56分
MHDのStg2+相当のパワーを目標に自力でDMEチューンを頑張っていますが、ここ数日完全に泥沼にハマっています。(^^;;;
Stg2+のブーストは基本的に1.24bar程度を目標にされており、そのブースト上限をなるべく横這いキープというマップになっています。(ログの推移を見る限り)
アクセルを踏めばシュバッとブーストが立ち上がる、かつ数多くのユーザーが利用することを踏まえても非常に上手く調整が行われています。
この「アクセルを踏んでシュバッとブーストが立ち上がる」という点をStg2+のログからリバースエンジニアリングをしようとしているのですが、滅茶苦茶めんどくさい事態が待ち構えていました。(^^;;;
これはまだ調整真っ最中の段階なのですが、ブーストが立ち上がり、目標値天井に到着するまではとりあえず問題はありません。(ありますがなんとかなります)
問題はそこから先なのです。
天井に到着してから、それを維持するという段階に入ると「ファンファンファン」と、DMEを弄り始めの頃に悩まされたアクチュエータの振動がずっと発生しています。(緑とピンクのグラフが該当します)
「ブーストがシュバッと立ち上がる」を実現しようとしているおかげで調整項目が非常に多くなってしまっているのです。(^^;;;
多くなっている上に、ログに載ってこない部分に対して計算と推測でアクチュエータの駆動を制御しないといけない部分が出てきています。
「ここの数字、どれくらいになっていれば良いのだろう?」と調べてもわからず、スッキリしないまま調整を続けて・・・沼にどっぷり浸かりました。(^^;
一旦ブーストの制御関係をリセットして、未チューン相当からアプローチを変えながら数値を変えていっても、なかなか「と、とりあえずコレで・・・」という、ひとまず妥協というレベルにすら辿り着くことが出来ません。
しかし実際のところのそもそも論、私は基本的にスポーツ系ではありつつもコンフォート寄りのお安いタイヤしか履かないので、ブーストの立ち上がりを鋭くしてもタイヤのグリップが追い付いてきません。(^^;
であれば、もっとブーストの立ち上がりを穏やかにしても全然問題無いといえば問題が無く・・・・・。
しかしそこは「それも出来る」と知ってしまった以上、最終的に妥協をするとしても一度は自分の中のベストを実現してみたいのが技術屋の端くれの性です。
当初はブースト周りの設定を「ひとまずStg2+相当を目指す」と目標を掲げてDMEチューンに取り組んできましたが・・・。
非常に高い目標だったのだと身に染みて感じている今日この頃です。(^^;;;