R2のDIYに関するカスタム事例
2020年04月02日 19時33分
多分、答えあわせを引っ張ると、どうせ忘れてしまうので、さっさとばらしてしまいます。(笑)
正解は「エンジンを固定するやつ」です。
この2号機では、横置きエンジンであるEN07Xを前傾搭載したもんだから、マウントの造りがもー難儀な事になりました。
傾斜角は現物合わせ(笑)なので、作業台に置いたエンジンに合わせて、その場で作っているんですが
「選択肢を間違えると、エンジン脱着できなくなる」
というバッドエンド一直線になるので、それはもー頭が沸騰しそになりながら、造り方を考えた結果がコレです。
今後の発展性や、強度の安全性を担保にしたかったので、マウントそのものは全て純正マウントを使った構造にしたため、本来水平なマウントに傾斜ついてると搭載がめちゃくちゃ大変になりました。
普通、レーシングマシンはリジットマウントが常識なんですが、今回のこのマシンはあえて純正ブッシュマウントを使っています。(ウレタン補強くらいはするでしょうけど)
これも、純正マウントを使う構造にすれば、もし今後リジットでいけそうなら後からリジットにする事も可能だからです。
(逆に最初から独自のリジットマウントにしてしまうと、後から純正ブッシュにするのは大工事に)
先に作った右前側マウント。当然、これも前傾が付きます。
この状態では強度が弱いので、これからフレームを作っていく過程で補強を入れていくわけですが、先にエンジンを始動させる工程をやって、吸排気類のレイアウトがどうなるが確定してからじゃないと進められないので、一度ここでストップです。
エンジンルームもギリギリのクリアランスで、斜め方向からエンジンを乗せる空間が無いので、エンジンは垂直に入れて、分離型のマウントを後から取り付けるという方法のなります。
それにしても、今にして思えばEJ15&20のエンジンマウントは本当に楽だった。
当時は鉄工作業そのものが慣れてなくて大変だったけど、今回のEN07に比べれば難易度はめちゃくちゃ低い。
もし、これからオリジナルのパイプフレームでミッドシップマシンを作ってみたい文系体育会系プライベーターがいるなら、最初に選ぶパワーユニットはスバルボクサーが一番良いと思う。