セラフィム2501さんが投稿したカスタム事例
2019年11月03日 00時23分
はじめまして。 ずっと三菱車に乗ってきましたのでスバル車は初めてです。 新人スバリストをよろしくお願いします〜。
友人がBMW M3を「運転してみる?」と聞いてきました。
僕みたいな庶民はM3に乗れるなんて機会はなかなかないでしょうし、これは千載一遇のチャンスですから無論断りませんでした。
このクルマの助手席には乗った事ありますから大体の想像はついていたつもりです………。
がしかし、M3は僕ごときのチンケな想像力を遥かに凌牙していました。
意外にもタイトなコックピットはピタリと吸いつくようにフィットしますが、普通にアクセル踏んだだけで直6エンジンは咆哮し尋常じゃない加速をして発進していきます。
頭がクラクラし首が痛くなるくらいの加速力の中で友人が「もっと踏んでみていいよ」と言うので深くアクセルを踏むと更に暴力的加速をします。
正直に言うと凄いとか速いとかじゃなく、ただひたすら怖かったです。
手に汗は握るし、脇からもジャブジャブ得体のしれない液体も出るし、呼吸も脈拍も乱れ、カーブなんか曲がれる気すらしません。
「誰がシルキー6なんて言い出したんだ?凄えバイオレンスなエンジンじゃねえか!怖くて踏めねえよ!(ただの下手くそのドライバーの難癖)」
きっと値段と馬力にビビっていたのでしょう。
ブレーキは少しの踏力で親の仇のように効くしリニアですから理想的ですし、暴力的加速と一体になって車重なんて感じさせません。
これが世界のベンチマークのクルマなんだと手も足もガクブルです。
血液が逆流するような上品なじゃじゃ馬です。
乗せてくれた友人は親友と呼べる数少ない男ですが、クルマを降りる時に思わず「ちくしょう、マジで勉強になりました!」と思わず敬語を使ってしまったくらいです。
いやあ、世界って凄いですね?
フェラーリやランボルギーニとかパカーニとかどんなんだろう?
全く想像出来なくなりました……。