レガシィツーリングワゴンの配線取り回し変更・配線加工・ハンダ付け・カプラー分解・4灯化に関するカスタム事例
2018年06月25日 23時47分
無言フォローお断りです。フォローされても解除しますし、フォローバックもしません。 常識を持ち継続的な関わりが出来る方のみお願いします。 千葉の野田市でX-streamというクルマの何でも屋!?をやっています。 愛車はRX-7他。 “X=未知の、stream=流れ” 【神は細部に宿る】 一つ一つの作業に拘り、見えるところも見えないところも分け隔てなく気を配り、あまり関心を持たれないエンジンルームにも細部に渡って一つ一つ丁寧に作業する事を常に意識し日々向き合っています。
すげーテキトーな画像 笑。
ABSの不要な配線を撤去したのと同時に、エンジンルームをスッキリさせるべく、ヒューズボックス、バッテリー、ソレノイドボックスの移動などを行います。
それに伴う各種配線の取り回しや経路の変更、長さの調節も同時に行って、最終的にハーネスは隠れる様に這わします(ワイヤータック)。
で、画像のラクガキは
赤線:ハーネスやカプラー
黄色の丸:グロメット
を表していて、ノーマル状態のハーネス取り回しはこんなですよ、といったものです。
『②から』とか『③から』と書いてある四角は②、③それぞれのグロメットから出る様に取り回しを変更します、という意味です。
この矢印の先にある黒い弁当箱みたいな箱…
FDと同じくレガシィもシーケンシャルツインターボなのでこの弁当箱の中にある複数のソレノイドで制御しています。
が!魅せるエンジンルームシリーズでお伝えした通りストラット前後はスッキリ感を演出するのに重要なところなのでこの場所からどいてもらいます。
…え? 矢印がデカすぎだって?
気のせー気のせー(゚∀。)
既にバラしちゃって撮り忘れたので拾い物画像ですが、弁当箱は取り外すとこんな感じにホースまみれで配線も数本あります。
当然FDと同じでへんなところにホースを差し替えちゃったりするとトラブルが起きます 笑。
よりエンジン側に近いところに移動してもらうのでハーネスの取り回しを変更します。
もう一度この画像で説明をすると、運転席側①のグロメットからフェンダーを通ってヘッドライト裏からエンジンルームに入り、エアクリを通ってソレノイドの弁当箱まで長くハーネスが繋がっています。
このソレノイド系の配線を、車内に引き込んで②のグロメットに通し直します。
当然、車内のハーネスはバラバラです。
ソレノイド系の配線全てを①から②のグロメットに通し直して、エンジンルーム側には必要な分だけ出して極力車内側でハンダ付けによる短縮化を行います。
『×』マークのところでカットして全てハンダ付けします。
ハンダ箇所は極力隣合わない様に少しづつズラしていきます。
ビフォーアフターとしては解りにくいですが余分な配線の短縮加工が終わったところです。
同じ要領でグロメットを跨いで移動したいカプラー・配線をどんどん加工します。
もちろん、グロメットにはカプラーは大きすぎて通らないので端子を一本一本抜いて通してまたカプラーに挿し直します。
ちなみに、画像で手に持っているのもシーケンシャル制御ソレノイド用のカプラーでこんなところ(左フェンダー)にもあります。
あと、上の画像と比べてもらうといいのですが、左フェンダーを通っているヒューズボックスの配線は、
今度は延長して④のグロメットを通して車内に移動しました。
撮ってなかったので画像はGC8ですが、赤丸で囲ったカプラーがレガシィにもほぼ同じ様にあります。
仮にバッテリーだけ移設してもこのカプラーが目立つので、このカプラーもヒューズボックス同様に一旦車内に移して、③のグロメットから通し直します。
何も無くなってスッキリしました。
元は左ストラット後ろに固定されているイグナイター。
これは車内に移動予定。
車内に移動したヒューズボックス。
もうグロメットからそれぞれの配線の長さも決まったので、コルゲートと結束テープで綺麗に仕上げようかな。
…と思ったのですがこのレガシィのヘッドライト、元はH4の2灯式だったのを後期のプロジェクターの4灯式ヘッドライトに変えてあって、H4のカプラーに端子をただ挿しただけの状態だったので(このままだとハイの時にローが消える)ハーネスをバラしているこのタイミングで配線を加工して車体側から4灯化する事にしたいと思います。
…続く。