ジムニーのDIY・キングピン交換・参考値計測に関するカスタム事例
2018年12月01日 18時10分
先日、キングピンベアリングを交換した後、ディーラーでその辺りの話をしてたら、ディーラーメカ曰くウチではベアリングだけじゃなくキングピン自体も新品に交換してますとの事。
・・・マジっすか。
実はキングピンベアリングを交換する少し前からハンドルシミーが出る様になっていて、普段履きのジオATの山が大分減って来たのが主たる原因かなと思いつつベアリング交換で少しは改善されるかなという期待もしたが変化は無く。
ステアリングギアを締込んでみても発生速度が80km/hから90km/hになっただけという・・・。
ま、実際その後に法事で栃木に行く時に遠征用のクーラジアMTを履いて行ってみるとシミーは起こらず。
が、段差を越える時に若干ハンドルにプルプルとした震動が伝わるのでタイヤ以外にも怪しい所はあるなと考えていました。
といった流れで、安心化整備という意味で今日はキングピンの交換をしてました。
部品代が3850円+税X4というのが少々痛かったですけどネ。
まず右側から。
参考までに新品と約5年半(走行111205km)のキングピンの寸法を計り磨耗度を確認してみました。
ちなみに5年前に下側のキングピンには1mmのシムを入れたのですが、先日のキングピンベアリング交換の際に確認した所、左はグリスがドロドロで発見出来ず、右は0.2~0.3mm位まで薄くなっていました。
そしてキングピン自体はというと・・・。
マイクロメーターとかではなく安物のノギスで計測したのであくまでも参考値となりますが、ピン径が新品14.9mmに対し車から外した物は14.8mmで、シムを乗せたりする台座部分の高さも14.5mmから14.4mmにと低くなっている感じでした。
おそらくこの程度は許容範囲の中に入ってはいるのだと思いますが、やはり可能なら交換した方が安心ではあろうかと思います。
そして左も交換。
実は前回のキングピンベアリング交換時にリレーロッドのタイロッドエンドのボールジョイント部のブーツに穴が開いてるのを発見していて。
ハンドルのプルプル感はむしろタイロッドエンドの方に原因があるのかなとも考えているので、次回はそちらの交換ですかねェ。
部品代は3750円+税X4なので、こちらもキツい出費となります。
ちなみにブーツだけでも1個880円+税とかする様です。