レンジローバーのMaxxECU・フルコン化・エンジン始動成功に関するカスタム事例
2023年12月25日 20時05分
1987年式クラシックレンジローバーに乗っています。(model yearはDA) 中古並行物、3.5LガソリンV8 EFI、LT77 5速マニュアル、手動センターデフロック可能なLT230Tトランスファー。 ボディカラーは、元色はカスピアンブルー。2021年秋にセルフオールペンして艶消しベージュへ。 布シートでパワーシートなし、サンルーフなし、ABSなしの無い無い尽くしのシンプルな仕様。 2023年にフルコン化しました。 他にジムニーSJ30 とJB23 も持ってます。
クラシックレンジのフルコン化の続き。
全てのコネクターを仮接続しての配線チェックがOKだったので、ハーネステープを巻いて束ねます。
その上にコルゲートチューブを被せて保護します。(ぱっと見、純正のハーネス風にしました)
ついで整備のロッカーカバーガスケットを新品に!
プラグも新品に交換。
両バンクのロッカーカバーの取り付け完了。
プレナムチャンバーの中のファンネル達、また会う日まで!
プレナムチャンバー取り付け完了。
これはフルコン化で必須ではありませんが、燃圧をモニターしたかったので、コールドスタートインジェクターのホースを外したところに燃圧センサー取り付け。
センサーはdefiの圧力センサー使用。
このセンサーは圧力に対する電圧出力が公開されていなかったので、自分で圧力発生機を繋いで出力を把握してECUに打ち込みました。
アイドルコントロールバルブは古いボルボやアルファロメオに使われていたBOSCHのものを流用。
ホースは市販のものを良い長さに切って使用。
取り付けブラケットは市販の配管固定用のゴム付き金具と、ホームセンターの金具を適当に切ったり曲げたりして取り付けました。
コールドスタートインジェクターを撤去した穴はアルミ板から切り出した蓋を取り付け。
吸気温度センサーの取り付けは、インテークホースの内径に合わせてφ70mmのアルミパイプを使用。
センサーのボスは、マフラーのボスを溶接してもらった業者さんに溶接してもらい、センサー取り付け。
これがエアフロを撤去したところにピッタリとハマりました!
センサーはエンジンからの熱をなるべく受けないように反対側に寝かせて装着。
何とかエンジンが組み上がりました!
そして、 新ECUの設定データを何度も何度も確認して、ドキドキのエンジンスタート。
無事、エンジンかかりました‼️
最初の始動は五感を研ぎ澄ましてかけたので動画を撮っている余裕はありませんでした。
これは3回目くらいのスタートの時の動画です。
一番最初は燃料ラインにエアが入っていたようで、とても長いクランキングの後かかりました。
フルコン化が初めての私でも何とかエンジン始動まで達成できました。
これはひとえにMaxxECUの日本代理店であるNeo Styleの常田社長の神サポートによるものです。
https://www.neostyle-racing.com/setting
エンジンの仕様や制御の内容から基本設定を出荷時に入れてくださり、設定中の質問にも迅速に回答いただきました。
また、データー取りのために貴重な純正 ECUを貸していただいたsatoshicrrさんにも大感謝です。
まだアイドリング回転数が高く走り出すまでは調整が必要ですが、大きな山を越えることができました。