カプチーノの自作エアロ・ガンダム・シャア専用ザクに関するカスタム事例
2023年08月15日 08時03分
静岡県西部で、なにか作ってたりします。 基本フォロバしますので、気軽にフォローしてって下さいませ。 当方身体障害者で大きい施設では車椅子でないと移動出来ません。車椅子マークの駐車場を利用している画像も出てきますがご理解いただけたらと思います。
次がコチラ。
「CZ」と呼んでいるエアロです。
2013年のOCに合わせて製作しました。
ホントは2012年OCの予定でしたが、2012年夏のK4-GP直後に車に跳ねられてしまい、全く動けず、1年遅れました。
この車はK4-GP関係ないので、レースカーのレプリカではありません。
自分が以前より考えてたデザインを、オーナーのガンプラ君のご厚意で作らせてもらいました。
デザインのヒントになったのはKTMのクロスボウ。
しかしあのデザインのままカプチーノに合わせると開口部が縦長になりすぎるため、いろいろ考えてこんなデザインになりました。
そしてリアも、フロントバンパーに合わせたデザインになってます。
フロントのベースバンパーはaサイト。
原型留めてませんけど。
ここでひとつ。エアロについて。
軽自動車の量産FRPバンパーを作る場合の話。20年くらい前、実際にエアロ屋さんから直接聞いた話ですので、金額も当時のものです。
まず「マスター」と呼ばれるものを作ります。
作りたいエアロの形そのものを作ります。ウレタンとか粘土とか木とか素材は様々ですし進め方も様々ですが、最終的には表面は製品と全く同じ形になります。
昔ながらの作り方で20万円~と言われます。今ならもっと高いかも。
次はこのマスターを使って「型」を作ります。バンパーであれはメス型のみで。
マスターに型用のゲルコート塗って、ガラスマットやカーボンクロス貼って、さらに歪み防止の木枠やリブなど付けて・・・
型製作費もまた20万円~。
簡素な作りにして安くあげる方法もありますが、この場合は後々歪んだりして長くは使えません。
そして、出来た型の内側にゲルコート塗って、ガラスマット貼って、硬化後に型から抜いて、余分なところをカットして、取り付け穴開けたら「製品」の完成です。
使用する樹脂などで変わって来ますが、まともなエアロ屋さんなら、製品1つ作るのは2万円~です。
マスター代 20万円
型代 20万円
製品代 2万円
製品売価 4万円
とします。
この場合、25本製品が売れると、
マスター代、型代、それまでの製品代が出ますので、26本目からやっと儲けが出るわけです。
コピーエアロでは、
マスター代 4万円(製品を買うだけ)
型代 10万円(簡素型)
製品代 1万円(安くて歪む樹脂)
と、かなり安くあげてる場合が多いです。
当然製品は歪みますし型も歪みます。
そして元を作ったエアロ屋さんの製品は売れなくなるわけです。
実は実際に話聞いたエアロ屋さんは、コピーエアロが出回ったためにエアロから撤退してしまいました。
今でもエアロ作っている店では、売れるであろうと予想する本数を少なく見積り、その分製品売価が上がってたりします。
コピーエアロのせいでエアロ業界が衰退してしまいました。最悪ですね。
リブなんかも入れてほぼ完成。
エアロの話の続き。
今度は自作ワンオフエアロについて。
自分が作っているようなエアロは、先の量産エアロで言うところの「マスター」を作ってます。
製作過程を見てもらっていれば、いろいろな工具や資材を使い、製作の手間なんかも理解して頂けるかと。
実際に、材料費・・・
ここで言う材料費は、製作にかかった手間賃以外の費用。プラダンとか接着剤とか、マステとか、ペーパーとかも含まれます。工具代、電気代までは入ってません。
以前試算したのですが、ベースバンパー抜きで5万円ほどでした。
ベースバンパー代を新品で計算すればほぼ10万円です。
正直かなり費用がかかります。
製作時間を考えれば、マスター代20万円って安いと思ってしまいます。
ホント好きだから作ってる感じですね。
なんか、エアロ自作すると量産既製品より安く作ってると勘違いされてることがすごく多いのですが、実際は倍以上の金額がかかります。
ワンオフエアロを作ってもらう場合は金額は結構かかることは理解してもらえたらと思います。
あと、ワンオフエアロ作ってると「型取らせてくれ」とか言い出す方か希にいますが、コレ、コピーエアロ作ろうって話なので、製作者と依頼者をバカにしすぎ発言なのでご注意を。
リアはテイクオフベースです。
GJマフラーに合わせるのが大変でした。
ほぼ完成。
珍しくそこそこ原型留めてます。
実はこの車は事故で前大破。
廃車扱いで保険屋さんに改修されてしまいました。
で、しばらく前に、どこかの中古部品屋が、「社外バンパー」としてヤフオクで売ってました。
買い戻しも考えましたが地味に高かった・・・
なんか複雑な気分でした・・・
この車は実はネタ車。
OC会場でパーツ付け替えたりして・・・
「CZ」ってのは「シャア専用ザク」の略です。
モンスターのインタークーラーは、実はザクの口?近辺をイメージして装着したという・・・
ただ、他で製作依頼してたモノアイが、全く指定した条件に届いてなく・・・
この画像で点灯してます。
全く解らん。
モノアイが全く納得いかなかったので、翌年OCに合わせて、自分とガンプラ君で協力してモノアイを作り直しました。
500発のLEDテープをぐるぐる🌀巻いて発行部を作ってます。
そして、リモコンで点灯消灯し左右にも動きます。点灯時には音も出ます。
https//www.youtube.com/shorts/D1jR9k0gdgc
リモコンのスイッチがもうひとつ余ってたので、本体前面をザクの胸にして、コックピットを開閉可能にしました。
そして中には・・・
ガンダムさんの大佐が・・・
コレは自分の手作り。
そして彗星ひよこも手作りです。
がんばりすぎて、製作費は5万円・・・
でも楽しかったです。