フィットのGTスーパーチャージャー・フランジ・サクションパイプ・ワンオフ・DIYに関するカスタム事例
2022年03月07日 21時25分
はじめまして。トシと申します。車歴は、以下の通りです。 三菱 ランサー1800GSR -> ランエボV -> 日産 キューブ -> ホンダ フィットハイブリッドRS(GP4) 【CVT -> 6MT/セミAT】 趣味は、DIYを含むカスタムやモータースポーツ、ドライブです。気軽なコメント&フォロー、大歓迎です。と言いつつ、自身も無言フォローで失礼させて頂くと思いますが、宜しくお願いします。
CTの皆さん、こんばんは。
ちょっとマニアックなネタですみません。今回は、HKS製GTスーパーチャージャーのコンプレッサーに直結するサクションパイプのDIYワンオフ製作です。
もちろん、HKS純正品もカタログ品として存在するのですが、在庫切れかつ鋳造品で一定量の注文が入らないとロット製造されない状態だと判明しました。orz
それなら、既成品ではなく純正フランジを買って、パイプのみ設置しようかと考えましたが、何とこちらも納期未定でギブアップしました。待つのが嫌な私は、DIY製作のイバラの道に進むのでした...。(;_;)/~~~
右側が現状で利用しているサクションパイプで、左側がワンオフ製造したモノです。その違いは一目瞭然で、パイプの太さが全く異なります。
パイプの太さの他、内側を覗くと従来品はフランジとパイプの間に隙間があったり、雑な仕上がりです。吸気側のパイピングなので見た目の話になり、エア漏れさえ無ければ実害無いのですが、目につくと気になってしまいますね。
新規製作品はビードの盛りも最小限で、吸気がなめらかに流れるように仕上げられています。本製作で、溶接はご近所の溶接専門業者に依頼しました。さすがのプロの腕前です。(自分も溶接経験は有るので、設備があれば自分でも対応できるのですが、この仕上がりを見ると現役本職は違うな!?と実感します)
従来品は外径が50φで、今回の製造品は内径が54φなので余裕でスッポリ中に入ります。内径同士の比較では8mm位も大径化するので、今から充填効率アップの期待大です。(^^)v
純正フランジも在庫切れだったので、GTスパーチャージャーの諸元表からフランジの図面を起こし、アルミ素材業者にワンオフ製造依頼しました。ドーナツ形状に3箇所の穴あけのみのシンプルな構造だったので、精度バッチリのレーザーカットでも意外と安く上がりました。
こちらはHKSにキチンと在庫があったので購入した純正ガスケットです。
念のために製作したフランジとフィッティングしてみると、取り付け穴はピッタリと一致しています。図面通り製作しているので当たり前と言えばその通りですが、全くズレ無く重なると気分が良いものです。
完成品の外観はこちらの通りです。単にパイプ径を太くしただけではなく、エンジンパーツと干渉しない様に取り回しをかわす湾曲パイプで製造しています。
現在は、過給系統のパイプを取り外していて久しぶりのNA状態で運転しています。スーチャーの『キューン』と言う過給音を響かせつつ、あまり加速しないギャップ状態がそれはそれで面白い状況です。
早く極太サクションパイプ取り付けを行い、ブーストアップに伴うセッティング出しを終え、試乗するのが今から楽しみです。(笑)