マークIIのエンジンの冷却制御どうしてる・JZX81・マークII・ISCV・油圧ファンに関するカスタム事例
2025年04月20日 20時19分
お久しぶりです。今年初投稿です。去年の整備記録ですが話題が丁度良かったので初めて話題に乗ってみます。あと先日ISCVフィルターも交換したので備忘録ということで…。81の1JZ-GTEは冷却は1番の課題と言っても過言ではないです。自分の81はドリフトやサーキットする訳ではないのに街乗りで夏場は100度を超えます。ラジエーター等冷却周りにお金をかければ温度も下がるのですが資金的に厳しいものもあるのでなんとかならないかなあと。
以前も書きましたが高速等で走行風が当たるときは温度下がるのですがエアコンONで外気温が30度超えると高速でも100度に。
みんから等見ていたらダイアグを短絡させるとファンが全開になると見ました。思えば僕のラジエーターファンは全開になってないのかな?と。おそらくラジエーターロアにある水温センサーの故障かファンコンピュータの故障か。整備書を確認することに。
どうせならスイッチつけて水温上がったら作動させようと思いダイアグのOPTとE1に配線を引っ張り
配線を室内に引き
とりあえず暫定で助手席足元に。
結果は100度いかなくなり95度くらいが最大で大満足。しかしラジエーター、エアコンファンともに全開になるのでずっと回してたら故障する可能性もあるので様子を見ながらスイッチ入れる感じです。
続いてISCV。アイドリングがバラついてる訳ではないですがアイドル回転数が低いときがあり(500回転以下になることも)油圧も2キロ以下になるくらい低いときがあるのでISCVを疑うことに。しかし新品は当時6万近くするらしく(今はもっと高いかもう製廃か)フィルターを変えてみようと思いました。
バルブ、シールワッシャー、ガスケットの3点が必要です。品番はこちらです。まだモノタロウにありました。本当心強いです。
1JZ-GTEはただでさえぎっしりでスペースが狭くその中でもISCVは隙間にありかなりの難易度なのが発覚。部品も届いたし今更諦めることはできず…。カプラー抜くのはいいとしてISCパイプ、ウォーターバイパスホース2本(赤丸)を切り離さないといけないけど目視でも見えないくらい狭いとこにあります。
まずサージタンクに繋がるホースとスロットルワイヤー固定ブラケットが邪魔なので外しました。それでもクリップ外すのに工具が入らなくて途中工具を買いに一時中断
数種類のペンチを駆使しても狭くて、硬くてとても難儀しました。
なんとか摘出。なんせ新品が出るかもわからない高価な物なので慎重に取り外しました。ちなみにウォーターバイパスホース外す際に冷却水が漏れるから冷却水抜き取りが推薦らしいのですが面倒くさいので抜かなかったですが漏れなかったです。おそらく漏れるとしても微量なので下にウエスかなんか敷いて対応するだけで良いかと。
サージタンク側です。フィルターが真っ黒。おそらく平成2年から一度も変えてないかと。
ISCV本体の内部も真っ黒。とりあえず清掃しようと思いますがパーツクリーナーをぶっかけると壊れるとか色んな噂があるのでどうしようかと。
とりあえずエンジンコンディショナーを流すことに。真っ黒の泡が出てきます。
ちなみにフィルターの比較。汚れがひどいですね。
何回かエンジンコンディショナーを流してだいぶ綺麗になりました。あとは弱いエアーで内部を乾かして完了。
組付も予想通り地獄でした。本当にスペースが狭く大変でした。最後にEFIヒューズを抜いて学習機能をリセット
アイドリングは700回転と安定。回転が低すぎて車の微振動もなくなりました。
アイドリングの油圧も安定しました。
2度とバラしたくない部品の一つです笑