灰道三(はい！どうぞ)さんが投稿したカーオーディオ・カーオーディオDIY・純正ツイーターのチューニング・反射コントロールに関するカスタム事例

週末から取り組んでいたこちらの白い紙

グリルを抜いてからピークが出るのでEQで殺すも、EQの音質劣化に耐えかねて物理的に補正を検討することにしました。

この類いは理論→検証→実践の順でやるべきです。

実はグリルを抜く前の方が特性が良かった。
分厚いグリル自体に、ある程度の指向性と特定の周波数を通しにくくする物理特性があり、グリルをくり抜く事で音が広がり反射が増えたものと推測

そこでグリル径より小さくカットした紙を置いて検証してみました。

そして置いてみたら外せなくなりました🤣

特性を測ったところ右肩下がりですが改善しているのが分かります。

白い紙だと視界の邪魔になるし邪魔なので黒いフェルトで製作

100均に売っていたサークルカッターが大活躍✨

穴の大きさを丁度半分くらいにしてみました。

内側からペタリ

これで見た目は変わらず

測定、2K〜10khzが部分的に減ってる🤔

材質がフェルトなのが良く無かったかも？

あと直径が少し大きかったのも影響してそう

穴の位置について考察

中心からの位置により音の伝わり方が変わるのでは？

奥に行くほどガラスに反射した音が増える。
ダッシュボードセンターに向かうほど反射波が増える。
穴の径でも印象が違う🤔

この実験で定位の定まらない理由はほぼ反射波だと分かった。

これは…

沼だ🤣

ダッシュボードマウントの厳しさを知った😅

さらに実験用に複数パターンを用意

中心から穴をずらしたもの、中心で口径の小さいもの、逆に大きいもの

まず、中心から穴の位置をずらしたもので、位置による影響を測定

比較してみるとフロントガラスに寄るほど12KHzより上が増えることがわかりました。

フロントガラスは12KHzより上を反射するようです。

穴の位置を中心から45度づつ動かして検証したところこんな感じになりました。

円の中心から動く方向により12KHzから上が変わります。

まとめるとフロント&センター方向は反射が多い

他の周波数は円の位置では変わりませんでした🤔

次は円の直径で変化を見てみました。

この変化が大きかったです。

直径が小さくなるほど5KHz付近のピークが抑制される結果になりました。

たった3mmの差でこんなに違うのか😱

もう少しバリエーションを増やして研究しなければ😅