86の足回り・マフラー紹介・自分史上最高のトヨタ86プロジェクトに関するカスタム事例
2019年07月27日 12時24分
足廻りがテーマという事でアップさせて頂きました(^^)
車体の重量などを加重移動によりタイヤに必要面圧を掛けてタイヤを食わせるという理論に基づき、自身のこれまでの経験から導き出した一つの答えです。
あくまでも持論ですが…
サスペンションをレーシング、スポーツ、ラグジュアリーに大別してカーチューンユーザーさんの色から大半希望されるのはスポーツだと思いますが、 売られているスポーツサスペンションは本当にスポーツサスペンションなのでしょうか!?
その疑問はスプリングのレートが比較的低い設定のものが多くストロークが長いというのが理由です。
その長いストロークをダンパーにスプリングのような余計な仕事をさせて緩和しているし、安価な全長式車高調は他車への流用性から比較的ダンパー容量が少ない分、またそれも同じ傾向にあるのではないかと思います。
その影響で例えば6kg前後のスプリングへの一般的なイメージとして硬いというものが定説になっているのではないかと思っています。
先ず一番重視すべきはスプリングのレート選定、タイヤ面圧をどのくらい掛けたいのか、だと思います。
↑50のおっさん仕様としてシャーシブラック塗装を施しております。
スプリングレートが低い→ストロークが大きい、は路面からの入力緩和の為、『いなし』がその理由の大半で、それはある意味妥協でありそれをストリートの足と業界全体が大義名分にしている気がしてなりません、若しくはユーザーのニーズを取り違えているのか、定かではありませんが。
皆さんが欲しいスポーツサスペンションは用途としてはワインディング、たまにサーキットなわけですから、この双方の路面はそんなにガタガタですか!?沢山の『いなし』が必要とは考え難い訳です。
そこで『いなし』が必要と思われる方はもともとスポーツでは無くラグジュアリー方向ではないでしょうか!?
なので皆さんが求めているスポーツサスペンションはレーシングサスペンションに限り無く近いものでは無いでしょうか!?
そこからコストなど妥協点を引き算していくというイメージでしょうか、それが求めている真のスポーツサスペンションではないかと。
勿論、サスペンションに特化してのお話ではございますが。
この持論が正しいか間違いかは別にして、一度その辺を自分自身で先ず考えて見ては如何でしょうか!?
世界にたった一つの理想のお気に入りのサスペンションが見つかるかもね(^^)
サスペンションのみならず、加重の逃げを嫌いアーム類は可能な限りピロ化しています。