マークIIのJZX100・ヘッドライト・インナー塗装・レンズ磨き・レンズリペアに関するカスタム事例
2019年04月03日 01時02分
JZX100ツアラーV後期A/Tです。 改造は完成品を購入したり流用や純正品を自作加工してます。 主に車の整備記録(自分の車以外も含む)を上げてます。 目立つ物では純正ヘッドライトを自作加工してLoFogプロジェクター化しました。 町乗りエンジョイ仕様です。 いいねや興味を持ってくださる皆さんにとても感謝致しますm(_ _)m 質問などをは出来る限り回答しますが、マナー等の無い方からの質問等は、すみませんがお断りします。 ※全ての作業は「自己責任」で行ってください。
今回は、とある方からの依頼でヘッドライトのインナー塗装とレンズリペアをやりました。
ヘッドライト加工の経験はありますが、あくまで「素人個人の作業」なので色々とご理解を頂いたうえで受けました。
まずはヘッドライト状態ですが、インナー塗装済みの中古を購入して、しばらく眠らせていた物との事です。
レンズも年数は経過しているので、少し劣化あります。
まずは、バラストなどを全て外します。
Fogのイエローカバーも外してほしいとの事で外します。
そして、いつもの段ボール加熱を行いヘッドライトを分解します。
レンズも上から見ると、やはり黄ばみがわかりますね。
インナー塗装はあまりキレイには塗装出来てないですね。
このまま上から塗装するとムラになってしまいますので、耐水ペーパーで剥がします。
そしてレンズです。
磨き前なので外側の劣化は勿論ですが、なんと内側から謎のクリア塗装をされていました(^_^;)
内側を耐水ペーパーで磨くわけにはいかないので、パーツクリーナーで剥がしました。
パーツクリーナーで剥がせて良かったです。
外側は、出来る限り劣化ヒビを削りました。
インナー塗装後です。
ヘッドライトと一緒に預かった耐熱スプレー(ブラッククロム)にて塗装しました。
乾燥後なのにテカリがヤバいですね(^_^;)
耐水ペーパーでのレンズ磨き後です。
黄ばみはほぼ除去出来ました。
劣化ヒビは、ヒビの浅いものに関しては除去して、深めのヒビと飛び石傷はある程度までは磨きました。
磨きすぎると、レンズに凹凸が出来てしまうので臨機応変に行います。
そして、このあと今回初めてのウレタンクリアにてコーティングをしました。
初なので、試しに以前に破損したレンズを塗装してみました。
ウレタンクリア(スプレー)は塗装が難しいですね(-_-;)
少しでも厚く塗りすぎると、塗装ヒビ?が発生してしまいます。ヒビが発生すると磨いて除去しないと上塗りでは消えません。
ですが薄く塗っていくとヒビは発生しませんが、塗料のツブツブが出来てしまいます。ツブツブが出来る薄さで塗装しないとヒビが・・・のループです。
なので、ツブツブの出来る薄塗りを何度もしてそのあと耐水ペーパー(3000)で表面をならす事にしました。
こちらがレンズリペアとインナー塗装後、レンズを本体とシーリングしたあとの様子です。
最初のヘッドライトの状態と比べると、私的には随分とキレイになったと思います。
こちらの画像の方が完成状態が分かりやすいと思います。
インナーのテカリ具合、そしてレンズの透明度がかなり回復出来たと思います。
ウレタンクリアは塗装の温度や湿度管理が出来る環境なら、私がやったような手間は無くキレイに塗装出来ると思います。
私のやり方でも磨き傷の粗いのは消せてここまではキレイに出来るようです。
ウレタンクリアは初なので耐久性はわかりません。
今度、私のプロジェクターヘッドライトも劣化ヒビ除去の為、改めて磨きをしようと思っているのでウレタンクリアも試してみたいと思います。